12 世紀に造られたロマネスク様式のクライスト チャーチ大聖堂は、オックスフォード大学のクライスト チャーチ カレッジの礼拝堂としての役割も果たしています。ここで何といっても有名なのは大聖堂合唱団。また、美術展や演劇の上演など文化的イベントの会場としても知られています。建築としての大聖堂だけでなく、コンサートや公演もぜひ鑑賞してみてください。
ロマネスク様式とゴシック様式の特徴が見られる優雅な外観。威厳ある入口を通って、中に入ります。身廊も聖歌隊席も主塔もすべて、ノルマン朝時代末期に造られたもの。祭壇横のステンドグラスも見事です。
他に注目したいところは、天井の面白い模様や、1979 年にオーストリアの会社が造ったオルガンなど。1300 年代の貴族 John de Nowers の墓も見どころです。ここには、De Nowers 以外にも著名な人物が多く埋葬されています。
詳しい情報が載ったビジター用リーフレットをもらいましょう。1 日に数回、無料のガイド ツアーが行われます。このツアーの所要時間は 20 分ほど。大聖堂の歴史や建築、生活などを紹介してくれます。また、売店では、本や土産物などを購入することができます。
大聖堂で開かれるクラシック コンサートはおすすめ。素晴らしい音響効果を体感できます。中でも最も人気があるのは、1526 年の創立以来脈々と続き、今や世界的に有名な大聖堂合唱団によるリサイタルです。
大聖堂への入場は、教会区民は無料ですが、それ以外の訪問者は有料です。大聖堂は、平日は朝から夕方まで公開されています。日曜は開場時間が遅くなります。公開時間が急に変わることもあるので、訪問前に確認することをおすすめします。
クライスト チャーチ大聖堂は、オックスフォード大学最大のカレッジの 1 つであるクライスト チャーチの中心にあります。近隣には他にもさまざまな見どころが集まっており、代表的なのは、ベイト楽器コレクションやオックスフォードの市庁舎でしょう。このカレッジがあるのは街の中心部。アクセスはバスが便利です。