歴史と現代が出会うソウル中心部。美味しい食べ物あり、ユニークな建築物あり、緑豊かな丘もあります。
中区 (チュング) は韓国の首都ソウルの中心部。最初にソウル市庁を探しましょう。ここはもちろん行政をつかさどる場所ですが、ミュージアムや歴史スポットから絶品レストラン、展望台まで、観光客に人気のスポットが近くに集まっています。
中区の多くは住宅地区。だから、喧騒から逃れてのんびりできる場所も少なくありません。まずは市庁広場から。このとき、カメラはぜひ持参しましょう。超モダンな新市庁が、歴史ある旧市庁の建物のすぐ後ろに立っていて、この広場からはその両方を写真に収めることができます。
次は、新堂洞 (シンダンドン) トッポッキ タウンへ。背の高い青い門をくぐれば、そこは美味しいものだらけの通り。ここのトッポッキ (「トッポギ」と呼ばれることも) がソウルで一番と、地元の人は口をそろえます。餅を炒めたスパイシーな料理をぜひ一度試してみたいものです。
お腹が満たされたら、N ソウルタワーへ向かいましょう。タワーの下には似顔絵描きがいるので、描いてもらうのもいいかもしれません。タワーの展望台へ。ソウル一の高さから見えるパノラマに圧倒されます。
N ソウルタワーは、ソウルのオアシスである緑豊かな南山公園にあります。南山の頂上まで景色のきれいな遊歩道を歩くのもいいでしょう。中区で落ち着ける場所としては奨忠壇 (チャンチュンダン) 公園もおすすめ。韓国の古くて凝った装飾が施された建物が点在しています。
夜は国立劇場で公演を鑑賞しましょう。舞踊ショーなら、韓国語が分からなくても楽しめます。
中区はソウルの中心部。目的地によりますが、ソウル駅からそんなに時間を掛けずに行けるでしょう。見どころが多いので、歩いて回るのがおすすめです。