リートベルク美術館では、世界中の素晴らしい芸術作品を鑑賞できます。美術館には 19 世紀に建てられた新古典主義の大邸宅が使われています。この 2 階建ての建物と、後から追加された地下の 2 つの階と合わせて、ヨーロッパ以外の魅惑的な芸術作品が展示されています。数世紀昔の中国の陶器、アフリカの木彫り、ヒマラヤの青銅の彫刻など、数千点のコレクションを収蔵しています。
まずは、常設展示ギャラリーがいくつか入っている建物の 1 階からスタート。インドやパキスタン、インドネシアなど、世界各地の芸術作品を鑑賞できます。古代ペルーの陶器やパプアニューギニアで儀式に使われた品物なども見ることができます。11 世紀から 18 世紀のブロンズ彫刻など、ヒマラヤの仏教美術も見応えがあります。他にもまだまだ素晴らしい作品がありますが、必見は、19 世紀後半から 20 世紀初めにかけてのスイスのマスクと、北インドの 18 世紀の細密画です。2 階の古代近東セクションには、イスラムとインドの芸術品が展示されています。
美術館の地下の 2 つの階に行くと、さらに多くのコレクションが鑑賞できます。地下 1 階にも常設展示ギャラリーがあります。ここでは、ナイジェリアの 17 世紀のブロンズ製品、コートジボワールのマスク、カメルーンの大草原についても学びましょう。中国セクションでは、6 世紀から 7 世紀にかけての仏教彫刻に注目。常設展示を見終えたら、地下 2 階の特別展へ進みましょう。
リートベルク美術館は、チューリッヒ中心部の南に位置する街最大の公園、リーターパーク内にあります。タクシーか公共交通機関を利用します。美術館には駐車スペースがいくつかありますが身障者用です。美術館は、月曜日と一部の祝日を除いて毎日開館しています。常設展と特別展の両方を鑑賞するか、常設展だけかによって、入場料が異なります。16 歳未満の子どもはすべて入場無料です。
美術館の後は、美しく整備された公園を散策してみてはどうでしょう。