ラトビア

旅行ガイド
旧市街 どの含み 遺跡, マーケット と ストリート シーン
ラトビアは古代から続く歴史ある国。ソ連の崩壊とともに独立したバルト三国の中央に位置し、夏は 18 時間も太陽が沈まない日が続きます。冬の澄んだ空気に包まれた古城の姿も心に残る美しさ。バルト海沿岸の恵まれた自然と歴史ある街並みを満喫しましょう。

ラトビアはバルト海の東岸にある国。中世の遺跡とともにソ連時代の記念碑が今も残されています。交通の要所として千年以上も前から貿易や軍事の拠点として栄え、国内には古代の要塞が点在しています。内陸国の多い東欧諸国の中では珍しく、バルト海に面しビーチに恵まれているため、夏になるとバカンスを過ごす多くの人が訪れます。

首都リガはバルト三国最大の都市。中世と現代の建築物が融け合う、印象的な街です。旧市街は歴史ある建造物が多く、中世の趣が残る街並み。15 世紀に建てられたリガ城は、現在ラトビア大統領官邸として使用されています。聖ペテロ教会のエレベーターで塔に上ってみましょう。地上 72m の展望台からは絵のように美しいリガの街並みを一望できます。800 棟あるというアールヌーボー様式の建造物や、ソ連時代の重厚なラトビア科学アカデミーのビルなど、近代的な建造物もリガの見どころです。

バルト海沿岸地区は、今も昔も東欧全域から観光客が集まる人気のバケーション スポット。リガの西側に位置するユールマラは、白い砂のビーチが 33 km にわたって続くラトビアのメイン リゾートです。海岸線を北上して先端のコルカ岬へ。リガ湾とバルト海が合流するこの場所には、荒波を見下ろすように灯台が建っています。

内陸部は豊かな田園地帯。中世の城や要塞が当時のままの姿で迎えてくれます。国立公園にも行ってみましょう。リガの東に位置するガウヤ国立公園は手付かずの自然が残る渓谷地帯。古代の要塞や古い遺跡も点在しています。古城巡りも楽しみのひとつ。スィグルダ近郊にあるトゥライダ城は赤レンガの城。近くには貴族の館だったスィグルダ ニューキャッスル、クリムルダ城址などもあり、ロープウェイで渓谷の景色を眺めながら巡ることができます。森に包まれたツェーシス城は 1213 年に建てられました。当時の石壁がそのまま残る、堅牢な雰囲気の城です。

ラトビアを訪ねるには北欧やロシアの主要都市からリガ国際空港へ。北欧から鉄道やフェリーを利用するルートもあります。リガからラトビア国内の主要都市には鉄道を使って行くことができます。旅を存分に楽しむには、日照時間の長い夏に訪れるのがおすすめです。

現地ツアーを検索