美しい白亜のクライスト チャーチ大聖堂は、ジョージ ストリート、キング ストリート周辺でも特に人目を引く建物です。この歴史ある大聖堂がこの町とどう関わってきたかについて知り、荘厳な内部をご覧ください。
最初にこの場所に教会が建設されたのは 1670 年のことでした。以後、何度か建て直され、現在の大聖堂は 5 代目となります。現在の大聖堂は 1841 年、ナッソーが市に公式に認定されてからまもなく建造され、1990 年台には大規模な修復が加えられました。聖堂内に掲げられたメモリアル プラークは、この建物の長い歴史を象徴するものです。もっとも古いものは 19 世紀のもので、顕著な市民や軍の将校、政府の役人を追悼しています。
ゴシック様式の外観は、ゆっくり時間をかけて鑑賞するに値する素晴らしさです。地元の石灰岩によるブロックは、主にそのサイズと重量を利用して巧みにつなぎ合わされています。
広々とした内部に入り、アーチ型のマホガニー製の天井を見上げてください。白く太い柱に支えられた壮麗な天井には、造船職人により彫刻がほどこされた梁が渡されています。入口の近くにあるマホガニーの信者席は、原初の席を丁寧に再現したもので、1990 年代の修復工事の際に設置されました。
聖堂の南と北の窓を飾る華麗なステンドグラスにもご注目ください。これらの美しい作品は、ノースカロライナのステーツヴィル ステンド グラス カンパニーのデザインです。東の窓の中央パネルには、キリストの受難が描かれています。その左右のパネルには、それぞれキリストの復活と昇天がとらえられています。
聖歌隊によるパフォーマンスがある、クリスマス イブと大晦日、大聖堂には大勢の人が集まります。日曜礼拝や聖体礼儀、信者の集まりなどがある日に、大聖堂を訪ねてみるのもいいでしょう。四半期に 1 度、市の最高裁判所は一般公開されます。大聖堂を出発点に、議事堂広場まで、裁判長や法廷弁護士がローブをつけて行進する様子は実に威厳に溢れています。
クライスト チャーチ大聖堂は、ナッソーのダウンタウンのジョージ ストリートとキング ストリートの交差点にあります。大聖堂は祭日を除いて、毎日見学可能。入場は無料ですが、寄付は歓迎されます。