バーミンガム図書館は、シェイクスピアにまつわる貴重な資料やグリーティングカードの膨大なコレクションを所蔵するすばらしい図書館兼博物館。バーミンガムの文学祭も開催されます。

バーミンガム図書館は、ウィリアム・シェイクスピアにまつわる歴史的資料、写真、19 世紀のグリーティングカード、1500 年代の書籍など、貴重な資料を所蔵しています。元々はバーミンガム中央図書館と呼ばれていましたが、現在はセンテナリースクエアに場所を移し、バーミンガム図書館として親しまれています。新設された図書館は 10 階建てで、博物館の機能も備えています。中でも、シェイクスピアコレクションは必見です。シェイクスピアの劇作家として送った人生と作品にまつわる資料が 4 万点以上集められており、その中には 6000 点の写真と 1 万点の劇のプログラムも含まれています。その中でも『ファーストフォリオ』は必ずご覧ください。1623 年に出版された、シェイクスピアの戯曲をまとめた最初の作品集です。本が好きな方なら、児童書やゲームを集めたパーカーコレクションもきっと気に入るでしょう。この図書館で最も古い、1538 年に作られた本を見ることもできます。写真がお好きなら、バーミンガム出身の元イギリス政治家、ベンジャミン・ストーンのコレクションは外せません。1800 年代半ばに撮影された、アメリカ人とヨーロッパ人の肖像写真は必ずご覧ください。他にも、チャーリー・チャップリンの貴重な作品を含む、イギリスで最大のサイレント映画の音楽コレクションや、19 世紀初頭～ 20 世紀までのグリーティングカードのコレクションも収容されています。お子様をお連れなら、「グラッドユーアーノット…」ギャラリーに連れて行ってあげましょう。産業革命時代の子どもたちの日常生活を切り取った版画や写真、物語集が展示されています。年に 1 度、図書館で開催されるバーミンガム文学祭では、講演会や詩の朗読会が開かれるのでぜひタイミングを合わせてお越しください。文学祭の詳細や講演会や屋外の円形劇場を使った演劇の案内は、バーミンガム図書館の公式ホームページをご確認ください。バーミンガム図書館は街の中心地に位置し、シンフォニーホールやビクトリア公園などの主要な名所から歩いてすぐです。最寄り駅のニューストリート駅までは歩いて 15 分です。公共のバスが近くのブロードストリートに止まります。図書館は祝日をのぞいて毎日営業しており、月曜日～金曜日は夜遅くまで開いています。正確な営業時間はホームページをご確認ください。