コペンハーゲンの公式博物館である市立博物館は、12 世紀から今日までのデンマークの興味深い歴史の旅にいざなってくれる、魅力的な場所です。コペンハーゲン観光は、市立博物館から始めることをおすすめします。ここのコレクションを見れば、街の多くの観光名所について学ぶことができるので、理解を深めてから実物を見ることができます。
市立博物館の建物は、もともとロイヤル コペンハーゲン シューティング ソサイエティ (射撃協会) が使用していた豪邸で、建物そのものも 17 世紀の優れた建築物として注目されています。博物館の外にある小さな公園は、以前は射撃訓練場として使用されていました。
博物館のコレクションは歴史的なものから現代的なものまでそろい、そのすべてが、コペンハーゲンで育まれた独特の文化を訪れた人に伝えることを目的としています。コペンハーゲンの人々は、ヨーロッパ人の現代的な物の見方を大切にしていますが、また同時にそれと同時に、昔から伝わるスカンジナビアの伝統にも重きを置いています。
そんなコペンハーゲンは、1167 年に小さな漁業の町として始まりました。年代順に整理された館内を歩けば、そんな街の歴史が次々と目の前で明らかにされていきます。25 分間の写真のスライドショーでは、時間の流れとともに変化する街の様子が映されており、どのようにして今のような街になったのか知ることができます。
他にも、王室の歴史やスウェーデンやノルウェーとの戦争、コペンハーゲンの優れた学問、文学、デザインの文化にまつわるコレクションを見ることができます。展示スペース全体にわたって貴重な写真と一緒に、フィルムや遺物、体験型展示品やデジタル コンテンツが展示されているので、ゆっくりと見て回りましょう。また、大人も子どもも楽しみながら学べるワークショップが定期的に開かれるので、ぜひご参加ください。
今コペンハーゲンで盛り上がりを見せている若者文化を知るにはもってこいの、現代展もお見逃しなく。他にも、展示品を通して、ノアブロなどの地区の発展秘話やデンマーク人の環境意識が高い理由、コペンハーゲンの国際的な雰囲気に移民がもたらした影響を探ってみてください。
コペンハーゲン市立博物館は、街の中心地の西に位置し、中央駅から歩いて約 10 分です。周辺に有料の路上駐車スペースがありますが、数は限られています。博物館は年中無休。大人は入館料がかかります。金曜日は誰でも無料です。