スタッドハウスと呼ばれるアルバのタウン ホールは、オラニエスタッドの中でも際立って美しい建物。カップルがアルバで結婚する場合は、ここで法的に結婚式を挙げる必要があります。一般の人もここに来て、緑と白の優美な建物を見学できます。
この豪華な建物は 1922 年にアルバの著名な物理学者、エロイ アレンドが建てました。アレンド家が管理していましたが、1980 年代半ばに州政府に売却されました。その後はあっという間に荒廃してしまいましたが、1990 年代後半に修復が始まりました。現在は、政府の建物として、またアルバ公式の民事結婚式の会場として使われています。
美しい建物を外から写真に撮りましょう。壮麗な外観から、この建物に暮らしていた家族の裕福さがうかがわれます。20 世紀初頭にカリブ海の都会風の屋敷で一般的に用いられていた建築様式です。特に印象的なのが外装の緑色。窓やバルコニー、建物を縁取る白色とのコントラストが鮮やかです。とりわけ窓が素晴らしく、よろい戸上部のアーチが特徴です。
これから式を挙げるために建物に入って来るカップルや、式を終えて建物から出てくるカップルを見かけたら、祝福してあげましょう。人前結婚式が頻繁に執り行われています。島民だけでなく、この美しい建物で式を挙げるためにわざわざ訪れるカップルも少なくありません。ここで式を挙げたい場合は、事前の登録と書類提出が必要です。詳細については、担当官庁に確認してください。
夜になると、建物がライトアップされます。緑色の外観がまるで輝いているようで、とても見応えがあります。
アルバ タウン ホールは、オラニエスタッドのオラニエ通りに面しています。民事結婚式をはじめとする業務が行われるのは、月曜日から金曜日です。内部を見学したい場合は、担当官庁に事前に確認してください。