リグレー フィールドがシカゴ カブスの昔からの本拠地であることは、野球ファンには周知の事実。創設は 1914 年。アメリカで最も歴史が古く、最も有名な野球場の 1 つです。野球史上、最も記憶に残るシーンのいくつかは、ここで生まれました。1932 年のワールド シリーズでベーブ・ルースが放った、有名な「予告ホームラン」もその 1 つ。ベーブ・ルースはバットで外野席を指してホームランを打つと予告し、実際に打ってのけたとされています。カブスの伝説的プレーヤー、アーニー・バンクスは、チームとスタジアムを熱狂的に愛するファンにちなんで「フレンドリー コンファインズ (親しみのこもった場所)」という愛称を付けました。3 月から 9 月の間にシカゴにいるのなら、地元の熱狂的ファンに混じって試合を観戦しない手はありません。
野球のシーズン中には、ガイド ツアーも。1 時間のツアーで、スタジアムについて学べます。試合日は、内野席、外野席、屋内バッティング ケージ、グラウンドに入れます。試合のない日は、ビジター用クラブハウス、カブスのクラブハウス、ダグアウト、報道関係者席、スタジオ、グラウンドが見学できます。ツアー チケットを確保するには、事前にインターネットで予約しましょう。
リグレー フィールドは、外野フェンスがツタで覆われていることと、1973 年に建てられたスコアボードを今でも使っていることで有名。試合中、いまだにスコアは手で付けかえられています。1934 年からずっとスタジアムの入り口に下げられているアールデコ調の赤い看板は、今では地元のちょっとしたランドマーク。看板には「Wrigley Field, Home of the Chicago Cubs」(リグレー フィールド、シカゴ カブスのホーム) と書かれています。
スタジアムのチケットが取れなくても、近隣の建物の屋上からも観戦することができます。と言っても、私有アパートの屋上ではなく、リグレー フィールド公式の屋上席で、試合がよく見えます。スタンドが設置されており、食べ物や飲み物も販売されています。
リグレー フィールドは、ダウンタウンから北へ 8km ほど。公共の交通機関で簡単に行くことができます。