ヴァーツラフ広場は、プラハの新市街の中心を走る全長 750 m (2,460 フィート) の長い大通りで、地元の人にとっても重要な意味を持つ場所です。通りには近代的な施設がそろい、ここを起点にして、プラハの主要な商業地区が広がっています。夜になればプラハでも一、二を争うにぎやかさを見せます。 ヴァーツラフ広場は 20 世紀に建てられた建物が数多く並び、近くの旧市街広場よりも近代的なヨーロッパの街並みが楽しめるのが特徴。 プラハの一流ショップの間にアールヌーヴォー様式の建物が見られる魅力的なエリアです。
広場を見下ろすように建つ国立博物館では、ぜひチェコの深い歴史に触れてください。博物館の前には立派な聖ヴァーツラフ像が立っています。有名なクリスマス キャロルの「ウェンセスラス (ヴァーツラフ) は良い王様」のモデルになった王様の像です。通りにはたくさんのバーやクラブ、レストランが軒を連ねます。夜になって混雑してきたら、地元の人と一緒に飲んで踊って、にぎやかに過ごすのも一案です。ただし、広場のレストランは多くの場合、周辺の同じようなレストランと比べて料金が割高に設定されています。ヴァーツラフ広場は、反対運動や国の行事が開かれる場所としても知られています。広い通りであるため、最大で 40 万人を収容することができ、1989 年に共産党政権がついに倒れるまで、反共産主義運動が開かれていたのもここ。石畳の通りを歩けば、木製の十字架が埋め込まれていることに気がつくと思います。これは、ソ連の侵略に抗議して焼身自殺したヤン・パラフをたたえる記念碑です。ヴァーツラフ広場は新市街にあり、近くを地下鉄と路面電車が走っています。広場にはプラハで最も混雑する地下鉄駅が 2 つがあります。プラハの中心地に位置し、街の主要な名所まで近いことから、プラハ観光の拠点にぴったりの場所です。