歴史地区の教会やミュージアムを取り囲むように立つアビラ城壁。この 11 世紀の城壁は街を代表する構造物であり、世界中から観光客が訪れます。11 ~ 14 世紀に建設されたものであるにもかかわらず、ほぼ完璧な状態で残っており、一部では他の歴史的建造物と一体化しています。この有名な街を自分の足で歩いて、その旧市街の歴史を自分の目で確かめてみてください。
夜の城壁は特に素敵。金色のライトに照らされて幻想的な雰囲気を醸し出します。城壁の外側に沿って散歩したら、緑の小山にブランケットを敷いて、ピクニックを楽しみましょう。城壁にある小塔の高さはまちまちですが、一番高いもので 15 m あります。
サン ビセンテ門 やアルカサル門など、全部で 9 つある門を歩いて巡りましょう。それぞれの門の横には高い塔や半円のアーチがあります。アビラ大聖堂も見どころ。その後陣が城壁と一体となっています。
城壁の約半分は、壁に沿って歩くことができます。観光案内所で情報を得たら、城壁に沿って歩いてみましょう。見晴らしの良いポイントを見つけたら、写真を撮るのもおすすめ。そして、街の西の郊外にある四本柱展望台へ行きましょう。そこからは、アビラ城壁と歴史地区が見渡せます。
城壁に並行して通る石畳の道にはタパス バーやレストランがあるので、そこで食事をとるのも良いでしょう。歴史地区の広場に置かれたテーブルに座り、通り行く人々ながめるのも楽しみの 1 つです。
城壁に沿って歩けるのは朝から夕方まで (ほぼ毎日)。具体的な閉鎖時間は、ウェブサイトでご確認ください。
歴史地区を囲むアビラ城壁は長方形に近い形。内側の面積は 31 ヘクタールほどで、そこに街の魅力的なスポットが集まっています。パラシオ デ ポレンティノス、サンタ テレサ修道院、アビラ大聖堂などが見どころです。