第一次世界大戦の歴史が染み込むフランス北部の小さな村、ヴィレ ブルトヌー。この村では、世界を変えた戦争について詳しく知ることができます。1918 年に起こった出来事を学べるフランコ オーストラリアン ミュージアムにもぜひ足を運んでみてください。悲痛な歴史を伝えるオーストラリア戦争記念館を訪れた後は、周辺の通りを散策しながらこの村とオーストラリアとの関係について学びましょう。
ヴィレ ブルトヌーはどこにでもあるような小さな村で、第一次世界大戦までは繊維工業が盛んでした。1918 年の 4 月にイギリス軍とドイツ軍の戦場と化し、勝利したドイツ軍に占領されたものの、後にオーストラリア軍により奪還されました。
まずは、村の北にあるヴィレ ブルトヌー軍人墓地のオーストラリア戦争記念館を訪れてみましょう。手入れの行き届いた芝生に覆われた敷地には、オーストラリアや同盟国の兵士が眠っています。
村に戻ったら、オーストラリアのビクトリア州の子供たちによる寄付金で建設されたビクトリア スクールへ。ここには「N’oublions jamais l’Australie (オーストラリアを決して忘れない)」という文字が刻まれています。この文字はどの教室でも見ることができます。Rue de Melbourne などの大通りでも、オーストラリアとの関係を知ることができる看板が設置されています。
軍服やポスター、兵器、写真などの戦争に関する展示物を見学できる、オーストラリア戦争記念館も訪れておきたいスポットの一つです。ヴィレ ブルトヌーでは、毎年 4 月 25 日に、オーストラリア軍の犠牲者を追悼するアンザック デーのセレモニーが行われます。
ポジエールのタンク コープス メモリアルや村の東にあるブリティッシュ クルシフィックス コーナー墓地を訪れる前に、西のはずれに位置する近くのアデレード墓地でさらに第一次世界大戦について学びましょう。
ヴィレ ブルトヌーはアミアンから車で約 25 km の場所にあります。