ワルシャワ大学は市内の最高学府です。この近代的な学術拠点には数万人の学生が籍を置き、敷地内には多くの歴史的な建物が並びます。キャンパスのネオクラシカルな建物を見学して、長い並木道を散策し、優美な中庭や手入れの行き届いた庭園を鑑賞しましょう。
1816 年に設立されたワルシャワ大学の卒業生には、フレデリック ショパン、ジョセフ ロートブラット、ダビド ベングリオンなど著名人が並びます。第二次世界大戦中は大学の敷地がドイツ軍の兵舎として利用され、多くの建物が破壊されました。
現在の平和なキャンパスは、ポーランドの頭脳明晰で元気いっぱいの若者たちと触れ合える場所です。講義や授業に出席し、晴れた日には屋外で勉強する学生たちの姿が見られます。
中央キャンパスの敷地を歩いて、バロック様式のウルスキ家の宮殿など豪華な建物を見学しましょう。ほかにも一見の価値のある建物に、旧図書館やその正面のエレガントな庭園と壮大なカジミエシュ宮殿があります。17 世紀に王室の別荘として建設されたカジミエシュ宮殿は、大学内最古の建物であり、現在は学長室として使われています。館内には、大学の歴史に関する博物館があります。
ワルシャワは有名な英雄の記念碑があちこちにありますが、大学の敷地内にも、ある謙虚な学生を讃える銅像があります。ベンチに腰掛けるこの銅像の隣に座って日光浴をしましょう。
ワルシャワ大学図書館のインパクトの強い建築には目を奪われます。外壁を伝って伸びる草花や、ぜいたくな屋上庭園を堪能しましょう。ここではエキゾチックな植物に囲まれて一休みをしたり、ワルシャワ市内を一望できる眺めを楽しめます。
ワルシャワ大学は市内に複数の建物を有していますが、旧市街近くの中央キャンパスが最も重要な拠点です。ここから徒歩数分で美しいサスキ公園とノヴィ シフィアトの魅力的な大通りに行くことができます。大学を訪れると、手頃な料金の飲食店がいくらでも見つかるという点がお得です。