太魯閣国立公園は、台湾有数の自然アトラクションです。山あり谷あり、森あり滝ありの多様性に富んだこの公園は、920 k㎡ (355 平方マイル) を超える広大なエリアを網羅しています。山の頂までのきつい坂道や森の中のなだらかな小道を歩き、急流下りを楽しみ、様々な草花と動物を観察してください。
公園の散策を始める前に、主要入口近くにあるビジター センターに寄って、ハイキングコースの地図を入手することをお忘れなく。地崩れで通行止めとなることもよくあるので、事前にコースのコンディションを確認してください。
標高3,416メートル (11,207フィート) の合歓山の頂上を目指してみては。もう少し容易なコースをお望みなら、2.2 km (1.2 マイル) の白楊瀑布トレイルを歩いて、滝を見に行くのはいかがでしょうか。
公園内でもっとも有名な場所が、太魯閣渓谷です。立霧渓により形成された、全長 18 km (11 マイル) の深い谷間は、空高くそびえる大理石の崖に囲まれています。ハイキングやサイクリング、急流下りをお楽しみください。
山間の蘇花高速公路を車で走り、台湾政府より台湾八景のひとつに認定された清水断崖へ出かけましょう。176.4 km (109.6 マイル) の標識がある地点の、路肩駐車スペースに車を止め、絶景をお楽しみください。
公園内には 46 種以上の哺乳類が生息していますので、動物愛好家は動物観察で一日中、大忙しでしょう。野生のイノシシやシカ、クロクマなどがいます。
立霧渓を一望する丘の中腹にある長春祠へも足を運んでください。公園に通じる高速道路の建設の際、命を落とした労働者たちの霊を慰めるために建てられた祠です。下方には、長春滝が流れています。
大いなる自然、太魯閣国立公園は花蓮から北に 23 km (14 マイル) 行ったところにあります。レンタカーまたは花蓮市からバスでアクセスできます。公園の公式サイトでバスの時刻表をご確認ください。サイト内には、キャンプ場の詳細、料金も掲載されています。
太魯閣国立公園は、年中開園しています。入場は無料です。