日月潭は、豊かな植生を誇る山地の中にある広大な淡水湖です。台湾最大の湖をボートツアーで巡り、湖中の島や周辺の名所を見ていきましょう。湖の横にあるトレッキングコースをたどると、さまざまな仏塔、寺院、小さな村など、探索してみたい場所が多く見つかります。
湖の面積はおよそ 800 ヘクタール (2,000 エーカー) あり、高度 760 m (2,500 フィート) に位置しています。シャトルボートをレンタルして、家族や友人と一緒に湖を横断してみませんか。素晴らしい山の景色が楽しめます。およそ 2 時間のガイド付きツアーに参加するのもおすすめです。カップルなら、夕方に湖を訪れて素晴らしい風景を背景にして結婚写真を撮るのが伝統になっています。
1 日のうちにも時間とともに色合いが変化する美しい山の景色を、写真に収めておきましょう。この辺りでは日の出と夕陽が特に魅力的で、山々が赤や紫色に染まってしまったように見えます。日中は賑わいますが、夜明けや夕暮れはずっと静かです。
湖の北側には 1938 年に建てられた文武廟がありますので、自転車で行ってみてはいかがでしょうか。朱色の石でできた獅子が正面の広場を守っている様子をご覧ください。伊達邵では、土着の人々について知識を深めることができます。湖の中央に浮かぶ小さな拉魯島までボートで行き、木々の間を散策することもできます。この島は、邵族の人々から神聖な場所と考えられています。
3,000 m の遠泳競技が行われる日月潭国際萬人遠泳フェスティバルも開催されますので、数千人の熱狂的な人々に加わってみるのもいいでしょう。
この湖の名前は、西側が月、東側が太陽に似ていることに由来すると言われています。17 世紀にオランダからやって来た宣教師にちなんで、カンディディウス (干治士) 湖とも呼ばれていました。
日月潭は、花蓮県と彰化県の間にある南投県地方の中心に位置します。湖から少し西に行くと、九族文化村もあります。