ファタヒラ広場をのんびりと歩けば、豊かな文化を体験できます。この魅力ある石畳の広場は、ジャカルタの歴史的中心地にあり、3 つの素晴らしい博物館に囲まれています。地元の人々や観光客が集まる人気スポットです。広場の名前のファタヒラとは、16 世紀に活躍した国民的英雄である将軍の名前です。
広場を歩けば、活気ある雰囲気を味わうことができます。大道芸人やさまざまな物を売る行商人に出会うことも。
かつての市庁舎を利用したジャカルタ歴史博物館にも行ってみましょう。18 世紀初頭に建てられたこの建物は、牢獄として使われていた時代もあり、広場では死刑囚の処刑が行われていました。建物の内部には、先史時代から現代まで、この地域の歴史を伝える何千もの文化財が展示されています。何世紀も前の調度品や、陶磁器、武器、地図などです。
ワヤン博物館では、ジャワワヤンと呼ばれるインドネシアの伝統的な人形劇について知ることができます。インドネシアと周辺のタイやベトナムなどで作られた精巧な木製の操り人形や影絵用の操り人形、伝統人形を見てみましょう。館内で人形劇が上演されることもあります。
広場の東側には、絵画陶磁器博物館があります。何世紀もの時を経た絵画や彫刻、陶磁器が何百点も展示されていますので、じっくりと鑑賞しましょう。
広場の中央にある噴水も必見。街の給水に使われていた昔の噴水のレプリカです。
広場を訪れた後は、エレガントな雰囲気に包まれたカフェバタビアで一息つきましょう。このカフェの建物は、ジャカルタで最も古い建物の一つ。1805 年に建設が始まり、長年の間、管理局や美術館として使用されてきました。
ファタヒラ広場は、ジャカルタのコタトゥア (旧市街) にあり、公共の交通機関で簡単に行くことができます。また自転車を利用して、広場や周辺の街を回るのも便利。自転車は、広場でレンタルできます。