水に濡れる心配はありません。ピラニア、クラゲ、絶滅危惧種のウミガメ、巨大なエイ、サメなどを間近に見ることができます。マンダレー ベイ ホテル アンド カジノにあるシャーク リーフ水族館には、珍しいゴールデン クロコダイルやコモドオオトカゲを筆頭に、2000 種類を超える生物が飼育されています。ネオン輝くストリップの熱狂からしばし離れ、落ち着いた時間を過ごしたい方やご家族連れには、価値あるアトラクションです。
広さ 8825 平方メートルの水族館には 14 の常設展示があり、その中には来館者がカブトガニやウミウシなどのおとなしい動物に触れられる人気のタッチプールもあります。巨大なアクリル製トンネルの中を歩くと、さまざまな色、形、大きさの海の生物が周囲や頭上を泳ぎまわります。
冒険好きな方にはシャーク リーフのサメと一緒に泳ぐプログラムがあり、シロワニ、メジロザメ、ネムリブカなど、30 種類を超えるサメと泳ぐことができます。参加にはダイバー資格が必要です。実際に水に潜るおよそ 45 分間の間に、参加ダイバーは 490 万リットルの展示水槽に沈む難破船内部を通る趣向で、この船がサメ、エイ、アオウミガメの住みかとなっています。ダイバー資格がなければ、見物するだけでも迫力があります。45 キロもあるミズダコ、エキゾチックな外観に毒を隠すミノカサゴ、海の宝石めいた魚たち。たとえばカリブ海のサンゴ礁をテーマにした展示には、虹色のアオブダイがいます。
ラスベガスが砂漠に囲まれた街であることを考えると、実に不思議な体験です。水族館のつくりは桁はずれで、あるスペースの一角は沈没した寺院のような作りとなっています。シャーク リーフは海洋の保護と維持をその目的に据えています。ここの施設ではリサイクルされた水と模造サンゴを使用しているため、実際のサンゴ礁に影響を与えることはありません。
シャーク リーフ アクアリウムはマンダレー ベイ リゾート アンド カジノのサウス コンベンション センター近くにあります。夕方以降は混雑が避けられるうえ、海の生き物たちの昼にはない行動が見られます。マンダレー ベイはストリップ大通りの南端にあります。カジノ リゾート内を走るモノレール、公共バス、シャトルバスは、どれもここで停車します。