ソールズベリー博物館は、主にこの地域の有名な考古学的遺跡の発掘物を展示しています。キングズ ハウスの荘厳な建物の中で、オールド セーラムやストーンヘンジなどの遺跡で発掘された遺物を見学できます。キングズ ハウスは 1600 年代初期に建てられたもの。ジェームズ 1 世がソールズベリーを訪れたときに泊まる邸宅でした。青銅器時代や鉄器時代の展示物を見学した後は、実際に発掘場所に行ってみるのもおすすめ。先史時代の遺跡を見れば、より理解が深まること間違いありません。
ウェセックス ギャラリーから見学開始。ソールズベリーの先史時代からノルマン時代までに関する展示がなされています。有名なストーンヘンジで見つかった遺物は必見。その数はかなりのものです。ヒスイ輝石で作られた斧頭を観察してみましょう。スイスのアルプス山脈で採れた石が鈍く輝いています。石でできた棍棒頭は、火葬の儀式で使用されていたようです。他にも、"エームズベリーの射手" が発掘された場所やその他の遺跡で発掘された遺物が展示されています。
レイク ハウスの隕石もこの博物館の目玉です。約 3 万年前に地上に落ちてきたとされています。この状態で今も残っているのは、最後の氷河時代の低気温と白亜の土壌によって守られていたおかげ。ブリテン諸島に展示されている隕石の中では最大級の大きさです。
ウォーダー ホードも必見。約 2,700 年前の 100 個を超える遺物が含まれています。青銅器時代後期と鉄器時代初期のたがねや刀など、興味深いものばかり。この大型博物館では他にも、芸術、ガラス、陶器、服装、社会史など、さまざまな展示を見学できます。
開館時間は毎日、朝から夕方まで。日曜日は、開館時刻が遅くなります。閉館日は 12 月 25、26 日と 1 月 1 日。うれしいことに、入館料を 1 度払うと 1 年間は再入館が無料です。子供と家族連れには割引料金も用意されています。5 歳未満は無料。
ソールズベリー博物館は街の中心部、エイヴォン川の東岸にあります。近くにはライフルズ バークシャー アンド バークシャー ミュージアムやソールズベリー大聖堂、モンペッソン ハウスなどの見どころも。アクセスにはバスがおすすめ。街の中心部には、たくさんのバス ルートが通っているので、どこから来るにも便利でしょう。