圧倒的な大きさの石灰岩はこの魅力的なビーチにまつわる話の由来となったもの。日光浴、海水浴、海辺の散策にぴったりのビーチです。
中世の街ヴィエステの南にあり、真っ白な断崖のふもとに広がるピッツォムンノ ビーチ。別名キャッスル ビーチとも呼ばれ、さらさらの砂州がどこまでも続いています。名前の由来となっているのは、北端にそびえ立つ大きな石灰岩の一枚岩です。
高さが 25 m ほどもあるこの岩には、さまざまな伝説が語り継がれています。ピッツォムンノという若者がクリスタルダという地元の娘に恋をして、それに嫉妬した魔女たちによって岩に変えられた、というパターンや、魔女たちが嫉妬に駆られてクリスタルダを海に投げ捨ててしまい、若者は悲しみのあまり岩になってしまった、というパターンもあります。
ビーチの無料スペースで場所を見つけるか、デッキチェアとビーチパラソルをリドと呼ばれるプライベート ビーチ クラブでレンタルします。こうした海水浴場の施設にはバーやレストランを併設しているところも。
日光浴の合間に海で泳いだり、ボートを漕いだり。海の水温が最も高いのは 7 月と 8 月です。ピッツォムンノは浅瀬なので、泳ぎが得意ではない方や小さい子どもが水遊びをするにはうってつけ。
遊歩道や海岸沿いの道を散策するなら、少し足を延ばして岩の所まで行きましょう。伝説の巨岩と一緒に写真撮影を忘れずに。
ピッツォムンノ ビーチは、海岸の北端の断崖の上にあるヴィエステの街の中心部から気軽に歩いて行ける距離にあります。ビーチまで車で行く場合は、メーター式の駐車場を利用できます。遊歩道沿いのいくつかのポイントからビーチに入ります。
このエリアでは、ヴィエステの観光名所もぜひ訪れたいもの。中世の街の細い路地を散策して、大聖堂や貝殻の博物館、13 世紀の古城に行ってみましょう。