世界最小の国のひとつであるニウエは楽園そのもの。太平洋のこの島国は、美しい自然の魅力とフレンドリーな島民で知られています。冒険を求めて訪れる人もいれば、ひたすらのんびり過ごすために訪れる人も。自然と特別な結びつきを感じましょう。
島に住むニウエ人は 1,500 人。269 ㎢ の国土に 14 の村があります。千年前、トンガとサモアからやってきたポリネシア人がここに定住しました。キャプテン ジェームズ クックが 1774 年に上陸しようとして島民によって阻まれました。その後、イギリスの保護領を経て、ニュージーランドの属領となり、1974 年に自治権が認められました。
キャプテン クックは「未開の島」と見なしましたが、現在、ニウエは温かいおもてなしと豊かな文化で知られています。通りすがりの人たちが道で手を振り合うことは珍しくありません。ニウエで定期的に開催される市場をのぞいて機織りの様子を見たり、日曜日のミサに出席して感動的な歌声に聴き入ったりしましょう。熱帯の景色を眺めながら、島のカフェやバーでのんびりして、島民たちとおしゃべりして過ごしても楽しそう。
ニウエ島は多孔質石灰岩でできており、「ザ ロック」という愛称で親しまれています。世界最大の環状珊瑚島のひとつであるニウエには河川も湖もありません。魅力的な潮だまりや緑豊かな熱帯林があり、驚くべき地質で覆われています。ほとんどの地域は、自力で、またはツアーグループに参加して簡単にアクセスできます。
シュノーケリングとダイビングが好きなら、透明な海が広がるニウエの沖合で素晴らしい生き物たちに出会えるでしょう。温かな海で泳いだり、ボートに乗ったり、あるいは単に渚に腰を下ろしたりして海を眺めていれば、ハシナガイルカや、7 月から 10 月にかけては回遊するザトウクジラを見かけることができるかもしれません。
ニウエは観光の設備が充実しており、宿泊施設もたくさんあります。島では、ニウエ語と英語が話されます。気候は 4 月から 11 月までが最も温暖です。島で毎年開かれる村のフェスティバルのひとつに参加すれば、忘れられない思い出となるでしょう。ニウエへは、ニュージーランドから飛行機を利用します。島ではレンタカーで自由に巡ることができます。