新ヴィシュワナート寺院では、庭園で静かなひとときを過ごせます。芸術、彫刻、経典の興味深いコレクションも必見です。新ヴィシュワナート寺院は、バラナシのヴィシュワナート寺院を複製して 1960 年代に建てられました。この新しい寺院は、絵のように美しいバナーラス ヒンドゥー大学 (BHU) 構内の真ん中に立っています。シヴァ神がまつられているこの寺院には、他のヒンドゥー教寺院とは異なり、信仰する宗教を問わず誰でも入れます。
寺院へは、優美な建物を目の前に見ながら、並木道をまっすぐ歩いて行きます。まずは、建物の外観をじっくり見てみましょう。芸術的なデザインが施されたバルコニー、張り出し部、尖塔が見事です。寺院の周りをぶらぶら歩いてみると、学生だけでなく、家族連れや巡礼者たちが緑の庭園の木陰に座っています。うずくまる雄牛、クロコダイル、ライオン、ブタなど、動物の彫刻もあります。
中に入ると、きらきらと優雅な装飾が施されたホールがあり、その両側に優美な柱が配置されています。壁を飾る宗教画とヒンドゥー教の経典も見てみましょう。上の階に行くと、シヴァの神像が、大理石の部屋の中で輝いています。上の階のベランダに出ると、周りの庭園の景色が楽しめます。
新ヴィシュワナート寺院はバナーラス ヒンドゥー大学構内にあり、バラナシの街の中心から車で約 20 分。リクシャーやタクシーも利用できます。または、キャンパス入り口でバスを下りてから、歩いて約 25 分です。
寺院を見学した後は、キャンパスを散策すると、バラナシの大学生活が垣間見えます。学生たちが校舎の間を移動する様子や、クリケットの試合を行っているところも見ることができます。ブハラト カラ ブハヴァン博物館では、芸術と考古学の文化財を鑑賞できます。大学創立者の旧邸マルビヤ バワンにも行ってみましょう。
新ヴィシュワナート寺院は毎日、一般公開されています。入場は無料です。寺院内部での写真撮影は禁止されています。ブハラト カラ ブハヴァン博物館は月曜日から金曜日まで開館。入場は有料です。寺院や大学構内についての詳細は、大学の公式ウェブサイトをご覧ください。