応用芸術美術館 (ミューゼウム フォー アンゲヴァンテ クンスト ケルン / MAKK) は、中世やルネサンス期、バロック期の芸術品を多数擁する美術館で、最大の目玉の 1 つは、20 ~ 21 世紀にデザイナーが手掛けたモダンな作品です。作品の説明と一緒に年表も表示されており、作品が作られた時に世界で起こった出来事を知ることができます。そのため、見ている人は歴史を通してアートとデザインを学ぶことができます。また、金細工職人や宝石職人から写真家やグラフィック デザイナーまで、幅広い分野のアーティストや職人の作品が展示されており、ガラスや陶器、セラミックを使ったすばらしい作品や、ファッション、テクノロジー、建築など、現代的なデザインを取り入れた作品を見ることができます。 中でも興味深いのは、機能的でありながら歴史的に重要な意味を持つ家財道具を集めた、「製品デザイン セクション」です。ソビエト時代のラジオやティファニー初期のガラス製品、イームズ チェアなどが並んでいますが、あなたはいくつ知っていますか ? 他にも、レトロな掃除機や 1970 年代のテレビと一緒に、ミース・ファン・デル・ローエがデザインした椅子も飾られています。館内に展示された作品をじっくりと鑑賞していると、あっという間に数時間、あるいは半日が過ぎてしまいます。この美術館は、ケルンにある他の規模の大きい名所ほど混雑することはなく、平日にはほとんど貸し切り状態になることもあるので、平日がおすすめです。 併設された小さなカフェでは、軽食や飲み物を買うことができるのでご利用ください。ギフトショップもあるので、ポスターや書籍、展示品のレプリカなどお土産にいかがでしょう。
休館日は月曜日。開催中の展示会や入館料、営業時間などの詳細はホームページで事前にご確認ください。巡回展は追加料金が発生する場合もあります。
応用芸術美術館は、ケルン大聖堂からほど近く、最寄り駅はドム / ハウプトバーンホフ駅です。大聖堂の地下に有料駐車場があります。