マセマティカル ブリッジは、ケンブリッジ大学で特に有名な見どころの 1 つで、地元では有名なアイザック ニュートンの伝説も残っています。一説によると、この橋は、ニュートンが重力の性質を実証するために架けたと言われています。この話が本当ならすごい話ですが、この橋の完成はニュートンが亡くなってから 20 年以上後のことです。
マセマティカル ブリッジは 1749 年、ジェームズ エセックスによって造られました。その後、2 回にわたり、同じデザインで改築されています。このアーチ型の橋には、まっすぐの角材しか使われていません。角材をうまく組み合わせて、アーチ型を作り、強度を生み出しているのです。18 世紀の素晴らしい技術に驚くばかり。橋にはクギが一本も使用されていないという噂もありますが、実際はそうではありません。昔の橋には鉄のピンが使用されていましたが、現在はナットとボルトで固定されています。
入場料を払ってクイーンズ カレッジのキャンパスに入ったら、何世紀も前の古い建築物を見て回りましょう。橋の一端にある赤レンガの建物がプレジデント ロッジ。このキャンパスで一番古く、15 世紀に建てられたものです。建物から川に突き出た部分があります。ここはなんと、中世に使用されていたトイレです。
マセマティカル ブリッジはケンブリッジの中心部に位置し、ドラマー ストリート バスターミナルから歩いてすぐ。クイーンズ カレッジの駐車場には限りがあるので、車で行く方はご注意を。橋は、お金を払ってキャンパスに入らなくても、川に沿って走るシルバー ストリートから良く見えます。
一番のおすすめは、マセマティカル ブリッジを川から見ること。パントと呼ばれる、細長く底が平らな伝統的なボートに乗って橋をくぐれば最高の気分です。貸しボートを利用するも、ガイド ツアーに参加するも良いでしょう。