ルガーノ湖は、スイスとイタリアにまたがる美しい湖。両国を代表する景勝地の 1 つです。年間を通じて温暖な地中海性気候。湖の水は碧く輝き、遠くには雪のかぶった山々が連なります。
ルガーノ湖の 2/3 はスイスのティチーノ州、残りはイタリアのロンバルディア州に属します。マッジョーレ湖とコモ湖という 2 つの大きな湖に挟まれるようにあるルガーノ湖は平均の幅が 1 km ほどで、曲がりくねった大きな川のよう。
湖を観光するのにベストの方法はボート ツアー。数十種類のさまざまなクルーズが用意されています。モルコテの湖畔には豪華な大邸宅が。ポルレッツァでは、港を出入りする漁船が見られます。
湖の周りには魅力的な街が点在。その中で中心になる街がルガーノです。ルガーノは「スイスのモンテ カルロ」として有名。曲がりくねった通りを歩けば、ユニークな店や趣のあるレストランが立ち並びます。聖ロレンツォ大聖堂を訪れましょう。その鐘楼は街のシンボルになっています。また、ミュージアム オブ カルチャーズでは、オセアニアに関連するユニークな展示品が見られます。
ルガーノ湖の周りの山々も魅力的。カポラーゴから列車に乗り、モンテ ジェネローゾの山頂に登りましょう。そこに広がるパノラマ ビューは最高です。また、サン サルヴァトーレ山やブレ山の山頂に向かうケーブルカーは、1 日中運行しています。
ルガーノ湖沿いの緑の多い地域は亜熱帯気候。モルコテはその気候を謳歌できる場所の 1 つです。モルコテのシェレール公園に行きましょう。ここには、点在する彫刻がさまざまな熱帯植物の間に溶け込んでいます。また、ルガーノのベルヴェデーレ庭園は、ヤシの木やオリーブの木が植えられており、散歩をするにの最適の環境です。
とにかく見どころの多いルガーノ湖。数日間滞在しても見どころがなかなか尽きませんが、あえて近くの他のエリアに行ってみるのも良いでしょう。例えば、ミラノは車で 1 時間半ほど南に走れば到着。サン モリッツのスキー場なら 3 時間未満で行くことができます。トリノで有名なチョコレートを味わうのもおすすめです。また、コモ湖やマッジョーレ湖も車ですぐです。