歴史の深いカレル橋は、何世紀もの間、プラハの東西を結ぶ唯一の橋でした。建設以来、絶えずたくさんの人が行きかいます。20 世紀初頭には自動車も通行できましたが、現在は禁止されています。現在は、ヴルタヴァ川と古い街並みの残るプラハの中心地が一望できる歩行者専用の橋として、人気を集めています。
レッサー タウンと旧市街を行き来する際には、ボヘミア王朝時代には王の道として使われていたカレル橋を渡ってはいかがでしょう。プラハの街中に点在する観光名所を見て回るには、便利な場所にあるカレル橋を何度も渡ることになります。とても魅力的な橋なので、せっかくの旅情が台無しになる、なんてことはありません。
全長およそ 600 m (2000 フィート)、幅約 10 m (33 フィート)。ヴルタヴァ川に立つ 16 個の石造りのアーチに支えられています。橋の両端には計 30 体の彫像が並び、美しい景色が眺められるので、橋を渡る際はカメラをしっかり準備しましょう。彫像のほとんどは 15 ~ 16 世紀に作られたものですが、今は後世に残すため、本物の代わりに複製が飾られています。触ると幸運が訪れるという言い伝えを信じて、像に触る人の姿も見られます。東岸から西岸に渡ると、橋の向こうに堂々とした全景を見せるのが、壮麗なプラハ城です。
昼間はたくさんの人が絶えず行きかい、大道芸人やアーティスト、露店が人々を楽しませてくれます。新しい文化と豊かな歴史が混ざり合う、にぎやかな空気を堪能しましょう。もっと静けさを味わいたければ、日の出の時間に訪れることをおすすめします。カレル橋はプラハ屈指の絵になる名所。カップルの姿もたくさん見かけます。
カレル橋に行くには、新市街からは路面電車が便利です。旧市街とレッサー タウンからは歩いてすぐ。一年中いつでも無料で渡れます。