バロック様式の教会。複雑な装飾が施されたファサード、金箔で飾られた身廊、ステンドグラスの窓が印象的です。この教会の裏手には人骨堂があります。
カルモ教会の両側にそびえる 2 本の鐘塔は、ファロの街中でも目立つ存在です。18 世紀に建てられたカルメル会のこの教会は、人骨堂の骨に見られる不気味な内装でも有名です。ガイドツアーで教会と少し気味の悪い礼拝堂をめぐり、この町の宗教の歴史をのぞいてみましょう。
教会前の石畳の広場に立って、バロック様式の特徴と白いファサード、明るい黄色の窓枠を鑑賞しましょう。一方の塔には美しい時計の文字盤がありますが、もう一方の塔では、その場所が黄色い円になっています。
建物の中に入ると、華麗な内装と金箔の調度品、ステンドグラスの窓を見ることができます。天使ケルビムなど、キリスト教にまつわる彫刻が壁を飾っています。教会の裏手に 19 世紀の人骨堂があります。この礼拝堂の装飾は頭蓋骨やその他の骨でできているので、ここを訪れるには心の準備が必要です。かつての修道士 1,000 人分の骨があると言われ、彼らの人徳を偲ぶ場になっています。
教会の裏手にある小さなラルゴ ド カルモ ガーデンでリフレッシュしましょう。広い駐車場があり、木陰にはベンチもあります。
最初の教会は、当時ポルトガルの植民地だったブラジルの金で得られた資金を使って 1719 年に建てられました。1755 年の大地震で建物は大きな被害を受けました。
教会と人骨堂を見学するには入場料が必要です。月曜日から金曜日の午前から夕方まで開いています。土曜日は午前中のみ開いています。
カルモ教会は、ファロ中心部のラルゴ ド カルモ ガーデンの西側にあります。ファロ駅から徒歩で北西に 10 分ほどの距離です。近くには、サン ペドロ教会、アルガルヴェ シアター カンパニー、アントニオ セルジオ パークなどの観光スポットがあります。