キャプテン クック記念博物館はキャプテン クックを称える博物館。彼が若い頃に見習いとして働いていた 17 世紀の建物を利用しています。この港で航海技術を学び、地球の遙かかなたに到達するという偉業を初めて達成したクック。手紙や模型、遺物の展示を見て回り、太平洋航海について学びましょう。
博物館のエレガントな建物は、1746 年にクックが仕事を学びにやってきた家です。明るい色彩の外観が目を引きます。素敵な中庭から港を見渡せます。博物館の中に入り、キッチンなど、当時のまま家具が置かれた部屋を見学。上階では、クックの業績や航海に関するさまざまな展示があり、東オーストラリアやニュージーランドなど、異国の地に遠征した様子を知ることができます。
クックの部屋は屋根裏にあり、夜はロウソクの光で勉強していました。窓越しに港の景色が見えます。博物館には、航海に同行した画家によるスケッチや水彩画もコレクションされています。航海で大きな役割を果たした文書や図面も見逃せません。地図からは、数世紀前に世界がどのように認識されていたかを知ることができます。
クックがしたためた手紙にも注目。初めての旅でどんなことを考えていたのかがよく分かります。コレクションには、クックの死後書かれたジョージ 3 世の手紙もあります。
ギフトショップには、お土産に最適なものがいろいろと置かれています。ポストカードや古い写真、ガイドブック、本など、面白いものばかり。クックの年表の展示も見どころです。ウィットビーの街で過ごした日々について分かります。
博物館は 2 月の中旬から 10 月の終わりまでは毎日、朝から夕方まで開館。11 月から 2 月はプライベートツアーの予約が可能。予約のない日は閉館しています。入場は有料。お子様と家族連れには割引があります。
ウィットビーの中心部に位置するキャプテン クック記念博物館はエスク川の東側にあり、対岸側にはウィットビー ツアーリスト インフォメーション センターがあります。ウィットビーは、スカーバラから東海岸沿いに 30 km 北上すると到着します。