バーミンガム タウンホールは、昔と変わらず今も街に息づく豊かな文化生活において重要な役割を果たす、歴史的建造物です。1834 年に建設されたタウンホールは当初、イギリスで最も優れた音楽ホールだと評されていました。現在、長期にわたる入念な修復作業のおかげで、昔の輝きを取り戻しています。ホールで催されるさまざまなすばらしいプログラムから、興味のあるイベントを選んでご鑑賞ください。壮大な建物を眺め、イギリスにとって重要なこの場所の歴史について学ぶだけでも有意義な時間を過ごすことができます。
印象的な石柱が並ぶローマ風のデザインは、ギリシャのパルテノン神殿を彷彿とさせます。優雅な玄関ホールから中に入ったら、まずは彫刻が施された手すりや大理石の柱にご注目ください。アーチ型の通路を進むと、巨大なホールにたどり着きます。このホールの自慢は、6000 本のパイプを使用した大きなパイプ オルガンです。タウンホール建設当時には、イングランドで最大を誇りました。
かつては地方政府の会議場だったタウンホールは、20 世紀を通して世界的に有名な演説家や政治家を迎えてきました。権力の中枢を歩き、デビッド・ロイド・ジョージやネビル・チェンバレン、マーガレット・サッチャーなど、多大な影響力を持ったイギリス人の足跡をたどりましょう。タウンホール内を案内してくれる見学ツアーに参加することもできます (有料)。見学ツアーは月に 1 度開かれます。とても人気があるため、チケットは事前にインターネットから購入しておくことをおすすめします。
コンサートを鑑賞すれば、なぜバーミンガム タウンホールが優れた音楽会場として知られているのか、お分かりいただけるでしょう。おすすめは、毎週月曜日のランチタイムに開かれるオルガン リサイタルです。1840 年代初頭からバーミンガム シティ オルガン奏者に受け継がれている、伝統のあるリサイタルです。その他にも、ジャズやポップス、ロックなどの現代音楽のコンサートや家族向けのイベントも開かれます。ぜひお越しください。
バーミンガム タウンホールは、バーミンガムの中心地、ビクトリア公園の一角という一等地に位置します。電車またはバスで簡単に行くことができます。周辺にはカフェ、レストラン、バーが密集しており、シンフォニー ホールをはじめとする名所も集まっています。イベントのチケットはインターネットから購入することができます。