スコットランドの中世の城。保存状態がよい城の美しい庭園から、フォース湾越しにエディンバラを一望できます。
12 世紀に建てられたアバドー城は、スコットランド最古の現存する建造物の 1 つです。この中世の城は、その後数世紀にわたって増築されました。ルネサンスの影響を受け、テラス式庭園があります。ガイド付きのツアーに参加して、城の歴史をたどってみましょう。
城は、屋根があり保存状態がよい場所と、野ざらしになって荒れ果てている場所からなります。1 階にはティールームやホールがあります。壁に囲まれた静かな庭や 2 階のテラスを見学。上の階やテラスからは田園風景を一望できます。東側の区画では、17 世紀に着色されたままの天井を見学できます。
テラス式庭園を散策してみましょう。リンゴ園のテーブルでお弁当を広げるのも楽しそう。なだらかな丘を歩いていくと、16 世紀のハト小屋や、花壇、セント フィランズ教会を見学できます。教会から、海を隔ててスコットランドの首都が見えます。
何世紀もの間、貴族が所有してきたこの城の歴史について学びましょう。約 500 年間、この城にはモーティマー、ダグラス、ランドルフの氏族が代々暮らしてきました。初期に作られた下の階の石壁と 16 世紀の増築箇所の違いなど、建物様式の変化がよくわかります。城館の高さは 16 m あります。
夏限定のカフェで、庭の景色を見ながら飲食物をいただけます。ギフトショップでは土産物などを販売しています。
夏の間、城は朝から夕方まで見学できます。10 月初めから 3 月末までは、木曜日と金曜日は見学できません。入場は有料。子供は割引があります。
バーンティスランド駅から電車を使えば、アバドー城まで 6 分。バーンティスランドから西に 5 km です。車では 10 分。隣接する駐車場に停めましょう。