ドイツのアルプスにいるとさえ錯覚しそうなワシントン州中央部の街、レブンワース。アメリカにいながらバイエルン地方の美と文化を発見できます。ドイツの雰囲気が漂う居酒屋でカスケード山脈を眺めながら、ヴァイスビアを味わいましょう。森と川が織りなす美しい景色や、自然を活かしたアドベンチャー スポーツなど、このチャーミングな街には魅力がいっぱいです。
レブンワースの初の定住者は金を求める開拓者。19 世紀の終わりに定着しました。最盛期には鉄道が敷かれ、街に雇用を創出するとともに、商業も生み出しました。しかし景気が後退したのち、1960 年代にはバイエルンの村として生まれ変わり、観光客が集まるようになったのです。街は見事に変身し、ドイツの様子を見事に表しています。
アメリカとドイツが融合した経緯について学ぶにはアッパーバレー博物館に行きましょう。レブンワースくるみ割り人形博物館は、様々な形やサイズのくるみ割り器を展示しています。
毎年 10 月に開かれるオクトーバーフェストでは、地元の人たちと乾杯。この伝統的なドイツのお祭りが本場と同じように楽しめるのもレブンワースならでは。ライブ演奏で盛り上がる会場では心ゆくまでビールを味わえるのはもちろん、ヨーロッパの芸術品や工芸品を見たり、家族みんなでアクティビティを楽しんだりできます。他にもバイエルンの伝統を体験可能。マイフェスト中にはメイポールが立てられたり、アコーデオンがメインの音楽祭が開かれたり。アメリカでドイツを満喫できます。
川沿いに広がるエンチャントメント パークやウォーターフロント パークは、のんびりと過ごしたい午後にぴったり。ゴムチューブでの川下りの他、近隣の急流ではラフティングも体験できます。その他にも、サイクリングや乗馬、ボートなど、周辺の自然を活かしたアクティビティが揃っています。詳細は観光案内所でチェック。
レブンワースにはシカゴやシアトルからアムトラックでアクセスできます。また高速道路 2 号線を利用すれば、カスケード山脈の絶景を味わいながらドライブできます。レブンワースは徒歩で観光可能です。
四季折々に移り変わるワシントンの山々を堪能できるのもレブンワースの魅力。ここではスキー場もドイツ風。一味違う白い斜面の滑走を楽しみましょう。スキー コースは、夏季になるとマウンテンバイク コースに変身します。
