ハワイならではのプランテーション ビレッジで、ワイパフの歴史をさかのぼりましょう。この野外博物館には、1800 ~ 1900 年代の多文化が入り混じるプランテーション ホームの典型的な建物が 25 棟以上も集められています。オアフおよびハワイでサトウキビ産業が隆盛を極めた時代には、中国、日本や沖縄、ポルトガル、プエルトリコ、韓国、フィリピンからの労働者が何年にも渡り作業を行っていました。当時の住人は、自給自活のシンプルな生活を送っていたのです。医者や歯医者の診療所、散髪屋、雑貨店、共同風呂や仕立て屋など当時の街並みを散策してください。
タロイモ、プルメリア、キマメ、サトウキビやビリンビなど、何種類もある原産の樹木や果物にも注目してみましょう。月曜日から土曜日まで行われている 1 時間半のガイドツアー終了後には、こうした原材料から出来ている特産品を試し、購入することができます。暑さや虫、湿った通り道、多くの立ち木などに対応できる服装など準備をしてください。早朝ツアーが一番快適でおすすめです。10 月の週末には、アメリカでも人気のハロウィン イベントとして、スペシャルお化けプランテーション ツアーも行われます。
毎週水曜日と土曜日、日曜日には、アイエアのアロハ スタジアム スワップ ミートへ。400 店ものローカル ショップをのぞきながら散策することができるフリー マーケットです。好きなだけお土産を購入したら、郵便局からポストカードを送りましょう。ハワイ大学ウォリアーズの本拠地でもあるスタジアムでは、マーケットのない日にはアメフトや NFL プロボウル、サッカーの試合やコンサート、オート ショーなどが開催されます。
カップルで行くなら、ワイパフでの一日を別々に過ごしてみるのも一興です。といっても、遠く離れる必要はありません。ショッピング好きは、月曜日から土曜日までオープンしているワイケレ プレミアム アウトレットへ。50 種類を超える有名ブランドのお買い得品があふれています。通りの向かいには、人気のパブリック コースであるワイケレ カントリー クラブがあり、パートナーがゴルフを楽しむ姿を眺めることができます。再集合したら、カントリー クラブのレストランでアジア太平洋地域の料理やハワイ風カクテルを堪能しながら、お互いの話に花を咲かせてください。
パール ハーバーのすぐ北にあるワイパフを訪れるなら、1941 年の真珠湾攻撃の歴史を伝える「第 2 次世界大戦中の勇気をたたえる太平洋国定モニュメント」へも車で数分です。
ホノルルやワイキキにもほど近いワイパフは、観光にも便利。古き良き昔ながらの面影を残す、のんびりとした雰囲気を楽しむことができます。