ベンタイン市場はホーチミンで最も古くからある市場で、ベトナムで一番人気がある観光名所です。300 年の歴史を誇るこの都市で、必ず訪れたい場所です。色とりどりの屋台を見て回り、地元の露天商から、食べ物、土産物、衣類を買ってみましょう。
この市場は、17 世紀初めに露天商人たちがサイゴン川の近くに日常的に集まっていたところから始まりました。1870 年、フランス植民地政府がレ アール ソントラル (中央市場) として、正式に市場を設立しました。1912 年には新しい建物に移転し、名前をベンタイン市場と改めました。
屋台をあちこち見て回ると、非常に幅広いベトナム製品を目にすることができます。通俗的な土産物にしても、伝統衣装にしても、この市場ならきっと目当ての品が見つかります。とはいえ、ここは観光客のためだけの市場ではありません。ホーチミンの住民が日常的に買い物をする場所なので、ベンタイン市場を訪れる旅行者は地元の味や慣習を垣間見る機会を楽しめます。
ベンタイン市場は本格的なベトナム料理を味わうにも理想的な場所です。屋台に立ち寄ると、魚を一匹丸ごとたっぷりの油で揚げた料理や、元気の出るお茶など、地元ならではの味を楽しめます。
ベトナムで買い物をするときは値切るのが当たり前で、露天商は通常高めの料金を伝えてくるので、交渉は必ず必要です。買い物を最大限楽しむために、交渉する心構えをしてベンタイン市場へ行きましょう。
ベンタイン市場はホーチミン都市部の中心である District 1 に位置しています。目につく時計塔が市場の上にそびえているので、迷うことはないでしょう。周辺は常に歩行者と車の往来が激しいので、道を渡って市場に行くときは十分注意してください。ベンタイン市場は毎日営業しています。昼の市場は夕食どきになると閉まりますが、ベンタインの夜市は遅くまで開いています。