アジア

旅行ガイド
カオ ラック どの含み 夕焼け

世界人口の半分以上が集まるというアジア大陸。古めかしい寺院や手付かずの美しい自然、人々の喧騒と高層ビルにあふれる世界的な大都市が混在する魅惑の地域です。

アジアでは、美しい田園地帯にひっそりとたたずむ寺院、美しいビーチと超モダンな大都会を一度に訪れることができます。年に 1 度のバカンスで 1 国ずつじっくり滞在するもよし、バックパックで国をまたいで旅するもよし。近場なら、週末の連休旅行でも十分楽しめるでしょう。

中国は、アジア地域の半分以上を占める大国家で、13 億人を超える人口を抱えています。多数が東部の大都市である上海や広州、四川、北京に集まっています。長い歴史を誇る中国文明と近代文化が融合した、活気に満ちた雰囲気を肌で感じてください。古代王朝によって建設された寺院や博物館を訪問したら、新鮮なフルーツや食材を扱う青空市場やナイト マーケットでショッピングを楽しみましょう。

内陸には、兵馬俑で有名な西安、万里の長城、水墨画に描かれるような石灰岩の山々が連なる桂林、美しい氷の城で知られる中国最北部の省ハルビン、広大な長江三峡などの見どころがあります。モンゴルの平野で、乗馬体験をするのもおすすめ。

香港は、中国の特別行政区で、100 年以上イギリスの統治下にありました。そのため英国文化の影響が多分に見られます。ヴィクトリア ピークから街を見渡したら、スター フェリー観光へ。活気に満ちた大通りから 2 階建ての路面電車に飛び乗り、南シナ海のクルーズに出掛けたら、中環区で高級ショッピングを満喫してください。

インドネシアは、世界最大の島嶼国家で、主要な 5 つの島と中規模な群島を含め、約 17,000 以上の島々から成っています。バリのビーチでリゾート滞在を堪能したら、稲穂が揺れる田園地帯から勢いよく水がほとばしる滝までハイキングしてみましょう。首都ジャカルタでは、世界的なブランド ショップめぐりを楽しむこともできます。

マレー半島の先端にあるシンガポールは、アジアとヨーロッパを結ぶ交通の要地。モダンな高層ビルが建ち並びます。国立蘭園やナイト サファリもできる動物園、斬新なウォーターフロント ガーデン、マーライオンなど、セントーサ島を中心にファミリーにおすすめの観光名所が多数あります。半島を北上すれば、マレーシアへ入国。首都クアラルンプールでは、堂々とそびえ立つペトロナス ツイン タワーが必見です。イスラム様式の尖塔を持ち、対になっている建物としては世界一の高さを誇ります。

のんびりとしたビーチ バカンスをお望みなら、タイが最適です。パトン、パタヤ、サムイ島、プーケット島、その他美しいリゾート地が目白押しです。首都バンコクでは、トゥクトゥクに乗って水上庭園を見学し、巨大な仏寺を拝観してください。

かつての戦禍を乗り越えて発展し続けるベトナムは、女性に人気の旅行先。風光明媚な田園地帯の小都市で癒しの旅を楽しみ、おしゃれなベトナム雑貨やシルクなどのショッピングを満喫する一方で、歴史を物語る戦争博物館見学や戦地を訪れるツアーも体験できます。ハノイ旧市街では瀟洒なフレンチ クォーターを散策し、ホーチミン シティではクチ トンネルを訪れてみてください。隣接するラオスとカンボジアでは、ジャングルの中でハイキングに挑戦してみましょう。アンコール ワットの古代寺院遺跡は、一生に一度は見たい景勝地です。人間の文明力を自然が凌駕した、素晴らしい光景を目にすることができます。

お隣韓国の魅力は、ソウルだけじゃない ! 山岳地帯は、トレッキング スポットとして隠れた人気を博しています。2018 年冬季オリンピックの開催地にもなっている平昌で、スキーやスノーボードを満喫してください。

一方インドは、多種多様な気候風土と文化、食と言語が存在する大国家。その混沌とした世界が魅力です。北部の大都市デリーでは、人々でごった返すマーケットのすぐそばの通りで、「聖なる」牛がのんびりと歩を進めています。アーグラのタージ マハルは、真っ白な姿がまばゆい荘厳な霊廟。世界遺産に登録されています。ゴアでは美しいビーチを満喫しましょう。ナンとカレー、豆類など、インド名物グルメも忘れずにお試しください。ネパール周辺では、山岳地帯のトレッキングに挑戦するのもおすすめです。

アジアでは、あらゆる好みに合わせて、素敵なバカンスを楽しむことができます。