毎年ブック フェスティバルを開催し、作家養成プログラムを通してこれまでに数多くの優れた作家を世に輩出し、その多くを「ウォーク オブ フェイム」でたたえるアイオワ シティは、ユネスコの文学都市に認定されています。ノースサイド マーケットプレイスや市街地の会場、川沿いの公園など、さまざまな場所でさまざまな楽しみ方ができる街です。
人口はおよそ 7 万人。住民の多くが地元大学または病院と関わりを持っています。アイオワ大学は、1857 年にアイオワ シティに代わってデモインを州都にすることが決定された際に、州から街に寄贈されました。
アイオワ シティは歩いて簡単に回ることができます。市街地の外に足を運ぶ際は公共のバスが便利です。主要な大学同士を結ぶ無料のキャンバス (学内バス) も利用できます。車の場合、街の中央にある一部の駐車場は最初の 1 時間を無料で利用することができます。また、市内外にサイクリング ロードが敷かれているので、自転車で観光名所やレストラン、娯楽施設に行くことができます。シーダー ラピッズにあるイースタン アイオワ空港までは北に 30 km (20 マイル) です。
アイオワ美術館大学 (UIMA) がさまざまなロケーションで開催する展覧会を鑑賞したり、アイオワ旧州議会議事堂を訪れ州政府がかつて議会を開いていた会場を見学したりしましょう。お子様をお連れなら、アイオワ チルドレンズ ミュージアムや "ペッド モール" と呼ばれるシティ プラザの遊び場で思い切り遊ばせてあげましょう。"ペッド モール" ではほぼ毎週金曜日と土曜日に音楽の生演奏が披露され、さらに一年を通してさまざまなフェスティバルが開催されるので、ぜひタイミングを合わせてお越しください。
アイオワ大学には名高い脚本家、作家養成所があり、ジョン・アーヴィングやフラナリー・オコナーをはじめとする有名な作家がここを卒業しました。アイオワ アベニュー リテラリー ウォーク (文学の道) には、49 名の有名な作家をたたえたプレートが散りばめられているので、ぜひ読みながらゆっくりと歩いてみてください。また、文学の街にふさわしく、街のいたる所にリトル フリー ライブラリーと呼ばれる本が入った小さな箱が置かれており、子供は読みたい本と自分の本を無料で交換することができます。毎年夏に開催されるアイオワ ブック フェスティバルには、世界で活躍する著名な作家が招待されるので、ぜひお越しください。
夜は、スポーツ バーでゲームを観戦したり、フィルム シーンで自主製作映画を鑑賞したり、1912 年に創設された劇場イングラートで観劇したりしましょう。イングラートは 60 年以上舞台の上演を行っていませんでしたが、2004 年に修復工事を終え再オープンを果たしました。現在は、全国的に有名なアーティストや地元の優れたアーティストの作品を見ることができます。
このように文化、本、詩を心から愛するアイオワ シティが 2008 年に文学都市に認定されたことは不思議なことではありません。一年中いつ訪れてもアメリカ中南部らしい魅力が満喫できるこのにぎやかな大学町で、すばらしい時間をお過ごしください。