ベオグラードのガイドツアーで、第二次世界大戦終了後から1990年代後半まで続いたセルビアの共産主義時代について学びます。ユーゴスラビア社会主義連邦共和国の誕生を宣言したヨシップ・ブロズ・チトーの演説が行われた共和国広場でガイドと合流します。
20世紀後半の陰謀論や都市伝説を聞きながら、ユーゴスラビアの共産主義の崩壊と台頭を学ぶ。構成主義時代の社会主義的な灰色の建物と、ユーゴスラビア王国時代の数々のモニュメントをご覧ください。
テラジジェ広場に到着し、ここで祝われた華やかな祝日や祭りの話を聞く。ホテル・モスクヴァを見学し、かつてその部屋に泊まった世界的に有名なセレブリティや異形のゲストについて学ぶ。
かつてマルクスとエンゲルスの広場として知られたニコラ・パシッチ広場に向かいます。労働組合会館を見学し、共産主義時代に重視された労働観について学びます。パイオニアパークでは、チトー政権が共産主義体制の中で最も自由な国であったことを学びます。
ノーベル賞を受賞したセルビアの作家で、第二次世界大戦の始まりにベルリンのセルビア大使を務めたイヴォ・アンドリッチの記念碑をご覧ください。その後、共産主義時代に使われていた公共交通機関であり、現在も活躍しているトロッコに乗車します。大使館や別荘が立ち並ぶベオグラードのデディニェ地区をご紹介します。
ユーゴスラビアを明るい未来に導いた傑物として尊敬される名指導者、ヨシップ・ブロズ・チトーの生涯と行いを紹介する複合博物館を見学します。博物館には、ユーゴスラビア大統領に贈られた儀礼的な贈り物の見事なコレクションが展示されており、なかでもアポロ11号の乗組員からの贈り物は貴重です。ツアーの最後には、チトーが埋葬されている「花の家」と呼ばれる霊廟に立ち寄ります。