メルニクの概要
メルニクは建築保護区に指定されており、ブルガリアで最も有名なワイン産地のひとつである。この地域に最初に定住したのは、トラキア人のメディ族(有名な反逆者スパルタクスはこの部族に属していた)だった。後にこの地にやってきたスラブ人は、集落の四方を囲む砂の地層にちなんでメルニクと名付けた。メルニクはハーン・プレシアン1世((836-852))の統治下で第一次ブルガリア帝国の一部となり、その時代に大いに繁栄した。メルニクは1209年に専制君主アレクシウス・スラフが統治する独立封建公国の首都となり、経済的・文化的に繁栄した。ドゥブロヴニク(ヴェネツィア人が支配)との免税貿易により、イヴァン・アッセンІ皇帝の時代も町は栄えた。18世紀後半、この町には1300軒の家屋、70の教会、約2万人の人口があった。
メルニク地方でのワインの日
朝8:30にソフィアのホテルまでガイドがお迎えに上がり、高速道路、山、川、渓谷など様々な景色を2時間30分かけてドライブします。最初の目的地はメルニクの町だ。18世紀中頃、ヴェネツィアへの輸出を含むワイン貿易を行っていた大富豪一家が所有していた有名な邸宅を訪問する。邸宅のプライベート・セラーでのひとときをお楽しみください。その後、ブルガリアで最も小さな町を散策し、ワイン博物館を見学する。その後、近くの村ロジェンに向かい、美味しいランチと地元のワインを楽しむ。村の隣には古い修道院があり、見学することができる。最後の目的地は、ブルガリアの良質なワインセラー、ヴィラ・メルニクだ。セラーを所有する家族の一人によるガイドツアーがある。ワインを試飲した後、ソフィアに戻る。