ランタン渓谷に向かうこの緩やかで短いトレッキングでは、チベット・ブルマン語を話し、チベット仏教の一種を信仰するタマン族の文化や伝統に触れることができます。この湖は仏教徒にとっても神聖な場所です。ゴサイクンダは3つの湖のうち最大の湖で、他の2つはサラスワティクンダとバイラブクンダ。ヒンズー教の伝説では、シヴァ神が水を得るために三叉の矛を地面に突き刺して湖ができたとされています。トリスリ川は湖を源流としているため、この名があります。湖の中央にある大きな岩は、シヴァ神の祠の跡だと言われており、巡礼者たちは、地下水路が湖から南へ60km離れたパタンのクンベスワール寺院の池に水を運んでいると信じています。

1日目 カトマンドゥ（標高1300m）到着

カトマンズ国際空港に到着後、係員が温かくお迎えし、ホテルにチェックインします。残りの1日は、この歴史的で活気のある街を自由に散策してください。食事ウェルカムディナー

2日目DHUNCHE（標高1950m）までドライブ。

朝、朝食後、旅のオリエンテーションを行い、その後、カトマンズから117km離れたドゥンチェへ向かいます。ドゥンチェではランタン国立公園の入園料を支払います。ドゥンチェのすぐ下には、ゴサイクンドから流れるトリスリ・ガンガー川があります。ドゥンチェには小さなタマン博物館があり、ネパールのこの民族について知ることができます。食事：朝食

3日目 チャンダンバリ（3330m/10926ft）までトレッキング。

ドゥンチェからチャンダンバリまでは、標高1300m以上を登る険しくハードなトレッキング。だから、私たちは村の下で道路に再び合流する渓谷をショートカットします。下り坂を道なりに進むと、トリスリ・ガンガーの南岸に沿って東へ、畑や牧草地を抜ける平坦なトレイルに到着。トレイルは川の北側をしばらく進み、尾根に向かって急な登りが始まります。最初の登りの後、トレイルは少し平らになり、デオラリの小さな村（2660m）を通過し、尾根へと続きます。モミやシャクナゲの森を登り、ディムサ（3030m）の登山道分岐点に到着。ここから右に折れ、陸軍キャンプを過ぎ、低木と樫の木の間を登り、チャンダンバリとも呼ばれるシン・ゴンパへ。食事：朝食、昼食、夕食

4日目GOSAIKUNDA（標高4400m）までトレッキング。

雪を頂いたガネーシュ・ヒマールに縁取られた村の素晴らしい景色を眺めながら、トレイルは急な尾根を登っていきます。北斜面の一帯は、絶滅危惧種であるレッサーパンダの保護区。トレイルは尾根の後ろを横切り、深い森の中を進み、しばらくするとチャラン・パティ（3550m）の鞍部に到着します。ここから先は、動物の殺傷、薪の焚き付け、ヤギの放牧が禁止されているゴサイクンド保護区。そして素晴らしい景色を眺めながら登り、ローレビナ・ヤク（3920m）に到着。アンナプルナ山群、マナスル（8156m）、ガネーシュ・ヒマールの4峰（パルドール峰を含む）、チベットの魅力的な無名の峰々、そして最後にラングタン・リルンを見ることができます。トレイルは樹林帯の上の高山地帯に入り、尾根を登って釈迦牟尼像のある小さなコンクリート寺院へ。最初の湖、サラスヴァティ・クンドから滝を眺めるためにゴートへ。トレイルは尾根を離れ、不気味で雪に覆われていると非常に危険なトリスリ渓谷の上空に向かいます。トレイルは、祈りの旗とガネーシュの2つの岩の彫刻を目印に緩やかに登っていくと、2つ目の湖、バイラフ・クンドが見えてきます。食事：朝食、昼食、夕食

5日目 高所順応（GOSAIKUNDA

ゴサイクンドには、シヴァ神の祠、ヘリポート、巡礼者用の石造りの避難所が多数あります。真ん中に黒い岩があるゴサイクンドは、シヴァ神の頭だと言われています。伝説によると、シヴァ神は、海をかき混ぜて集めた毒を飲んだ後、突き刺す水を得るために三叉の矛で氷河を突き刺し、この高地の湖を造りました。水面下には、古代シヴァ神社の名残といわれる白い岩があります。また、この湖の水は地下に沈み、60km以上離れたパタンの5階建てのシヴァ寺院の隣にあるクンベスウォール・プールに流れ着くとも言われています。湖の最高の眺めのために、祈りの旗で飾られた2つのビューポイント（4640m）まで尾根を登ります。また、湖の南東の角から南へかすかな小道をたどると、半分凍った小さな湖がいくつも連なっています：ドゥドゥ（乳）クンド、チャンドラ（月）クンド、ラガット（血）クンド、そして最後にアマ（母）クンドです。食事：朝食、昼食、夕食

6日目 ローレビナヤック峠（4610m/15125ft）までトレッキング、タレパティ（3640m/11943ft）まで下山。

この日は、ゴサイクンド湖の北側から岩だらけの道を登り始め、さらに小さな湖を通過してローレビナ・ヤク峠に到着。峠からトレイルは沢に沿って下り、ベーラ・ゴート（Bhera Goth）に到着します。上部のトレイルは、雪があると非常に危険な険しい箇所がいくつもあり、タレパティ（Tharepati）に到着するまで、このトレイルには食事も宿泊施設もありません。膝が痛くなるような荒れた下りの道を進むと、ペディの谷の真ん中に到着。ダワの赤ん坊の横にあるコンクリート製のチョルテンは、1992年に起きたタイのエアバス墜落事故の犠牲となった日本人の慰霊碑。ペディからルートは沢に落ち、低木の竹の間を登って頂上まで行き、モレーンや涸れた沢を横切る難しい岩の道を横切り、今度は森林の中を下り、タレ・ダンダのそびえ立つ崖の下の渓谷を登ったり下ったりしながらゴプテ（3440m）に到着。ゴプテの尾根から下ると、渓谷や古いモレーンの岩を横切るアップダウンを繰り返し、タレパティまで下ります。食事：朝食、昼食、夕食

7日目GUL BHANJYANG（標高2140m）までトレッキング。

タレパティから鬱蒼とした松林を抜け、魅力的なマギン・ゴート村（3285m）まで急な下り坂を下ると、竹を運ぶ地元の人々とすれ違い、メレ・ダンダ（3510m）に到着。ユリン・ダンダ（Yurin Danda）尾根を登りきると、ランタン（Langtang）やゴサイクン（Gosaikund）の鋸歯状の峰々が姿を現し、モミやシャクナゲの森を出たり入ったりしながらクトゥムサン（Kutumsang）（2450m）に到着。食事：朝食、昼食、夕食

8日目 チソパニ（標高2140m）まで5～6時間。

白く輝くチョルテンを過ぎると、道は標高2260mにある親しみやすいタマン族の村トトンへと続きます。シャクナゲの森を抜けてラプチュ・ダンダ村（2420m）まで登り、200mほど下ると廃墟と化した小屋が立ち並び、畑や二次林を抜けてチプリング村（2170m）に到着します。急な下り坂を下ると、シェルパの村タクニ・バンジャン（Thakuni Bhanjyang）の小さなチョルテンに到着。最後に、山の景色を眺めながらジグザグの泥道を進むと、松林の中の平坦な道が続き、シソパニ村に到着します。食事：朝食、昼食、夕食

9日目 スンダリジャール（1350m4429ft）、カトマンズまでトレッキング。

チソパニから標高2440mのボルラン・バンジャン（峠）を越えてトレッキングに戻り、シバプリ尾根を下ってカトマンズのスンダリジャールの道路までトレッキング。この日は友人や家族へのプレゼントやお土産を買うのに使えるレジャーデーです。夕方には、FAREWELLに招待され、素晴らしい写真を見直し、旅の経験を分かち合います。食事朝食、お別れディナー

10日目 空路帰国の途へ、またはホリデー延長の途へ

長期滞在をご希望の場合は、国立公園でのゲームドライブ、ラフティング、マウンテンバイク、チベット、インド、ブータンツアーなどのショートツアーもご相談ください。食事：朝食