理論なくして実践なしと同じように、プロのテイスティングなしにビールを飲んではいけないのです。3軒のパブを訪問しながら、ビールの歴史や味わい方、ポーランドならではのビールの種類などについてお話を伺います。ビールの味の幅がいかに広いか、ポーランドではビール(ポーランド語でpiwo)が最も当たり前に飲める飲み物であることを実感していただけると思います。ポーランド人は幸運にも現在、いわゆる「ポーランドのクラフトビール革命」を経験しており、毎年数十の地ビール工場がオープンしています。
旅行中、3つのパブを訪問します。1回目は、なぜピルスナーが世界のどこでも飲まれているのか、その理由を考えてみます。さらに、ガイドがビールの効果的な味わい方を教えてくれます。
2軒目のパブでは、ポーランドならではの2種類のビールを試飲していただきます。その中には、シャンパンビールとも呼ばれ、13世紀からレシピが変わっていない伝説のビール「グロジスク」も含まれています。3軒目のパブでは、「もう全部試した」と思っている人のために、ビールがいかに違うかを教えてくれる。また、ここ10年でポーランドで盛り上がりを見せているクラフトビールシーンについても、ガイドから話を聞くことができます。