ハト渓谷(トルコ語でGuvercinlik Vadisi)は、貴重な糞をする鳥を呼び寄せるために白く塗られた洞窟住居があります。ウチヒサールの西、東、北にある妖精の煙突は、ローマ時代にくり抜かれ、墓として使われていました。ババヤンというのは昔の名前で、今はイブラヒンパサと呼ばれています。奇岩はありませんが、美しい石造りの家があります。
オルタヒサルは、フレンドリーな住民、絵のように美しい石造りの家々、狭い通り、美しい教会、そして町の名前の由来となった城のような岩で有名です。現在は修復され、山頂へは階段で登ることができます。オルタヒサール城からは、ハッラクデールの妖精の煙突やエルジエス山の雪峰を見渡す壮大なパノラマが広がります。オルタヒサルとウルギュップの間に位置するスティラップ渓谷は、自然美と歴史美に満ちた興味深い渓谷です。
渓谷に平行して流れるスティラップ・ストリームには、3つの泉があり、そこから天然のミネラルウォーターが湧き出しています。消化不良や腎臓病の回復に効果があると言われています。
ムタファ・パサ村は、1924年まで「ラムス」(ギリシャ人)が住んでいた旧ギリシャ人街で、オスマン・トルコ時代のギリシャ系住民からは「シナソス」と呼ばれていました。数百万年前、火山によって溶岩、灰、泥からなる柔らかい石、凝灰岩が投げ出されました。ファンタジーの国のような岩の造形がいたるところで目の前に立ちはだかり、その創造に目を凝らして見入ってしまいます。
岩の色でそう名付けられた赤い谷は、谷に沿って約5キロ(約3マイル)のハイキングが可能。夕日を眺めるには絶好の場所として知られています。