ベトナム戦争は、米国の歴史上、また世界でも最も費用のかかる10の戦争のひとつです。戦時中、クアンチーは、ベンハイ川（第17平行線）、ヒエンルオン橋、ヴィンモックトンネル、マクナマラ線の多くの米軍基地がある南北の境界線でした。今日は戦争で残された遺物に触れ、ベトナム戦争について学びます。半日ツアー（約6時間-ベンハイ川、ヒエンルオン橋、ヴィンモックトンネル見学）、またはケサン戦闘基地（タコン基地）見学を含む終日ツアー（約10時間）からお選びいただけます。

• ヒエンルオン橋：ベトナム北中部沿岸地方クアンチ省ヴィンリン郡（フエ市から北へ約100km）のベンハイ川にかかる橋。この橋は17度線にあり、ベトナム戦争では南ベトナムと北ベトナムを二分していました。

• 全長約100キロメートルのクアンチ省を流れるベンハイ川は、ラオスとの国境沿いのチュオンソン山脈を源流とし、クアトゥン（トゥン川河口）で東海に注いでいます。山間部では “ラオ・タン “と呼ばれる川。17度線のすぐ南を西から東へ流れ、クアンチ省（Quảng Trị）の北部の国境に近い。川幅は最も広いところで約200メートル。ここはベトナム戦争中、南北ベトナムの国境としてよく知られていました。

• ヴィンモックトンネルヴィンモック（Vinh Moc）は、ベトナムのクアンチー（Quang Tri）にあるトンネル群。アメリカ戦争中は、北ベトナムと南ベトナムの国境に位置する戦略的な場所でした。このトンネルは、ベトナム非武装地帯にあるクアンチ省ヴィンリン郡のソンチュンとソンハーコミューンへの激しい爆撃から人々を守るために作られました。

• ケサン戦闘基地ケサンはベトナムのクアンチ省フオンホア県の県庁所在地で、ドンハー市から西へ約63キロ。ベトナム戦争中、ケサン戦闘基地は街の北にありました。ケサンの戦いは77日間（米側ストーリー）、170日間（ベトナム側ストーリー）行われました。現在、ケサン戦闘基地は旧タコン空港（タコン空軍基地）の博物館として、戦争の遺物が展示されているだけです。かつての基地のほとんどは、今では荒野やコーヒーやバナナの木が生い茂っています。