5両の歴史的な鉄道車両を通り過ぎ、ギフトショップからミュージアムに入るところから体験は始まります。ギフトショップの中には、スタッフやツアーガイドが待機しており、その日のツアースケジュールを教えてくれたり、必要なことをサポートしてくれます。ギフトショップでは、鉄道記念品、電車のおもちゃ、パズルなど、鉄道ファンが欲しいものが何でも揃うほか、テーマ別のアクティビティも用意されています。
この美術館には、すべての年齢層が楽しめるものがあります。ヴィンテージの機材や工芸品は、アメリカの交通の歴史に残るこの時代を体験した年配の方々の記憶を呼び覚ますことでしょう。子どもたちは、情報満載のインタラクティブな展示で、楽しみながら学ぶことができます。L&Nのコック、プルマンポーター、コンダクターから話を聞くことができます。そんな社員たちの暮らしぶりを、旅行者たちと一緒に見てみましょう。
ガイドツアーの時間まで、ご自分のペースで館内を散策してください。ガイドが博物館の1階で、1925年以来、車庫で乗客に使われていたのと同じ木のベンチでお客様をお迎えします。中に座りながら、ルイビル・アンド・ナッシュビル鉄道の歴史などを聞いてみてください。次のパートでは、E8ディーゼル電気機関車から始まる列車車両に乗り込みます。
そして、Railway Post Office、つまりRPOカーに乗り込みます。次に、ダンカン・ハインズのダイニングカーに座って、列車の中で食事や調理、給仕をしていた人たちがどんな食事をしていたかを知ることができます。タワーリングパイン寝台車の1等車、2等車、3等車での旅の様子をご覧ください。ツアーの最後は、L&N鉄道の現存する最古の客車であるL&Nプレジデンシャルカーを見学します。