セロ・トロナドールはナウエル・ワピ国立公園の最高峰で、山頂にはチリ人、外国人、アルゼンチン人の3人のピックがある。サン・カルロス・デ・バリローチェから麓に行くには、エル・ボルソン(El Bolsón)方面へ向かう国道258号線を進み、マスカルディ湖(Lake Mascardi)の南側へ行くには、パンパ・リンダ(Pampa Linda)という小さな村に着くまで、国道254号線を右方向へ進む必要がある。この村には、レストラン、キャンプ場、公園警備員、国家憲兵隊(Gendarmería Nacional)のセクションを備えたホステルがある。
ここから、徒歩や馬で旅するための道がいくつかあり、並外れた美しさを持つ場所を発見することができる。例えば、マンソ氷河や、ヴリローチェの谷を経てマスカルディ湖に至るマンソ・スペリオル川を生み出すネグロの雪渓を眺めることができる。
また、標高2,000メートルに位置するオットー・メイリン避難小屋に向かうこともでき、そこからトロナドール山頂への登頂が始まる(上級者のみ)。トロナドールの標高は3450メートルで、その名は氷の大きな剥離が立てる印象的な音に由来する。往復送迎付きのこのツアーで、その周辺を探索しよう。