プリンセス・ロイヤル要塞内にある国立アンザック・センターでは、第一次世界大戦中に従軍した人々との深い絆を感じることができる。第一次世界大戦の重要な局面や出来事が、アンザック兵自身の物語を通して語られる。
32人の登場人物の1人になりきって、徴兵、訓練、乗船、輸送船団での船上生活、ガリポリ、中東、西部戦線での戦い、そして帰還した人々の戦後の生活まで、彼らの個人的な大戦体験を追ってみよう。インタラクティブなマルチメディア・ディスプレイ、痛烈な遺品、貴重な画像やフィルム、音声解説を通して、これらの個人的な物語に触れてみてください。
1914年11月1日、オーストラリア軍とニュージーランド軍の最初の輸送船団が、アルバニーのキング・ジョージ・サウンドから第一次世界大戦に向けて出発した。多くの人々にとって、アルバニーはオーストラリアの地を見る最後の場所となった。今日、アルバニーはアンザック物語発祥の地として知られ、国立アンザック・センターがある。
ナショナル・アンザック・センター内での紛争の物語が終わりに近づくにつれ、第1次、第2次輸送船団でアルバニーを離れた41,265人の軍人の名前が明らかになる。体験の最後には、各キャラクターの運命が明らかにされ、来場者が自分の気持ちやアンザックへのメッセージを記録することができる「トリビュート・ウォール」が設置される。