朝5時にアンティグアのオフィスから出発し、そこでウォーターボトルを満タンにし、必要な道具を購入する。ハイカーは事前に朝食を摂り、道中用に小さなスナックを用意しておくこと。アンティグアから車で1時間、アカテナンゴ火山の太平洋側斜面の尾根に位置するラ・ソレダッドという山間の静かな村に向かう。アカテナンゴ火山の登山道には4つの異なる微気候があり、それぞれを踏破するのに約1時間かかる。村人が毎朝、トウモロコシ畑やスノー・ピー畑、ユリ畑に行くのに使っているのと同じ道だ。最初の1時間はハイキングに慣れ、その日のハイキングに備えて足の筋肉を温める。

登りの第2段階は、原生林の熱帯雲霧林を通る。この環境ゾーンでは、アカテナンゴで最も古い樹木や、驚くほど多様な動植物、新鮮な山の空気、地元の鳥や野生動物の鳴き声を見つけることができる。この種の高山雲霧林は、グアテマラで最も高い火山や山の多くの斜面上部に見られ、有名なケツァールの生息地でもある。

雲霧林を抜けると、他の高地の火山（アティトラン、トリマン、サンペドロ、サンタマリア、サント・トーマス、タハムルコ）やクチュマタネス山脈の素晴らしい眺めが待っている。昼過ぎには、新鮮なピクニック・ランチが用意される。

温帯針葉樹林と熱帯乾燥林が登山の第3段階を特徴づけている。最後の登り区間は、ハイマツや高山のコケが点在する砂礫の小道だ。山頂に近づくにつれ、アカテナンゴの山頂を常に通過する突風と寒風にさらされた岩肌が見えてくる。

山頂では、ガイドが新鮮なピクニックランチを用意してくれる。山頂では、近くで絶え間なく噴火しているフエゴ火山にも注目する。運が良ければ、フエゴはガス、岩石、溶岩の激しい爆発を見せながら、高高度で花火を打ち上げる。

頂上で30分～1時間（状況や時間による）過ごした後、一行はラ・ソレダッドに向かって3時間の下山を開始する。私たちのグループは、アカテナンゴ火山を下る別のルートを通り、さまざまな微気候と美しいトレイルを体験しながら下山する機会がある。ラ・ソレダッドからアンティグアへ戻り、スペイン植民地時代の古都の楽しみを満喫できる十分な時間がある午後に到着する。