イタリア
地中海の青い海やトスカーナの丘陵地帯など、絶景と呼ばれる場所はイタリア国内にも数多くありますが、山が美しい場所と言われればドロミテ山塊を上げないわけにはいかないでしょう。独特の雰囲気を持った険しい山々が連なり、ヨーロッパでも随一の景勝地と言われる場所です。今回の記事では、ドロミテ街道を中心にした山歩きを楽しむための情報をまとめました。 険しく荒々しい、独特の景観を見せてくれるドロミテ ドロミテはヨーロッパを横断するアルプス山脈の一部で、イタリア北東部のトレンティーノ・アルト・アディジェ州、ヴェネト州、フリウリ・ヴェネツィア・ジュリア州の3州にまたがる広大な山岳地帯です。そこには山塊と呼ばれる岩山のほか、湖や渓谷など雄大な自然が広がっており、数々の絶景が見られます。...
イタリア・ベネチアを訪れたら、ぜひ楽しんでおきたいのがゴンドラでのクルージング。ゴンドリエーレ(ゴンドラ漕ぎ)の歌を聴きながらのんびりと波に揺られる時間は、ほかの街では味わえない貴重な体験になるでしょう。今回はこのゴンドラ料金の相場や、少人数でもリーズナブルに乗るコツなどをまとめました。
北イタリアのミラノから電車に乗って、さらに北に3時間ちょっと。オーストリアとの国境近くにはボルツァーノという街があります。ローマやベネチアなど他の有名都市と比べると日本での知名度はまだまだですが、世界自然遺産にも登録されているドロミテ観光の拠点ということもあり、世界中から多くのハイカーが集まる街です。 ハイカーの多くはドロミテ観光を目的として訪れるため、ボルツァーノはあくまで通過点として認識されがちですが、実はイタリアの他地域ではあまり見られない独特の雰囲気がある魅力的な街です。ドロミテに行くなら必ず立ち寄ることになる、この街の見どころやグルメ情報などをまとめてお伝えします。 ドロミテ観光の拠点、ボルツァーノってどんな街?...
かつて地中海沿岸に栄えた古代ギリシア。シチリアにはその時代の遺跡が数多く遺されています。中でも荘厳な神殿が建ち並ぶとして有名なのがアグリジェントの「神殿の谷」。1997年には「アグリジェントの遺跡地域」として世界文化遺産に登録されており、名実ともにシチリアを代表する観光地といえるでしょう。 この記事では、アグリジェントの神殿の谷の見どころやアクセス情報、また公園内を楽に散策するための注意点などをまとめてご紹介します。
地中海に浮かぶシチリア島の州都パレルモ。人口は約66万人とイタリアでは5番目に大きな街ですが、ローマやフィレンツェなどの有名観光地と比べると、まだ日本での知名度はそれほどではなく、馴染みがないという方も多いかもしれません。 しかし、実はとても複雑な歴史を持ち、ある意味「イタリアらしくない」エキゾチックな魅力にあふれる街であることをご存知でしょうか。今回はシチリア旅行の起点となるパレルモの簡単な歴史や見どころ、グルメ情報などをまとめてお伝えします。
海外旅行ではスーパーや市場を回るのが楽しみという人はきっと多いはず。市場に並ぶ見慣れない食材や活気ある人々のやり取りには、その国の特徴が如実に現れるものです。そういう意味では、観光地化されたスポットよりもよほどその土地の文化を知ることができる場所と言えるかもしれません。 そんな市場好きの方にぜひおすすめしたいのが、シチリアにあるパレルモのメルカート(市場)です。この記事では、パレルモの有名な三大メルカートを中心に、その様子や楽しみ方をご紹介します。
イタリア半島をブーツに例えると、ちょうど土踏まずのあたりに位置するバジリカータ州。その東に位置するマテーラには、一風変わった不思議な光景の観光地があります。旧市街地に広がる「サッシ」と呼ばれる住居群がそれで、石灰岩をくり抜いて形成されたことから洞窟住居という別名も。その名前の通り、少し奇妙な雰囲気を感じる街です。
白い漆喰塗りの壁の上に、ちょこんと乗った円錐形のとんがり屋根。そんなユニークな家が建ち並ぶ街として有名なのが、南イタリアのプーリア州にあるアルベロベッロです。 トゥルッリと呼ばれるその建物は、まるでおとぎ話の世界からそのまま飛び出してきたよう。その愛らしい姿に魅了される人は少なくありません。1996年には「アルベロベッロのトゥルッリ」として世界遺産に登録されたこともあり、南イタリアを代表する観光地にもなっています。 今回はこのアルベロベッロの魅力や見どころ、ちょっと注意が必要なアクセス情報などをまとめました。
ローマには訪れるべき観光名所が無数にありますが、サン・ピエトロ大聖堂の北側に位置するバチカン美術館もそのひとつ。その内部は非常に広く、あまりの美術品の点数に圧倒されること間違いありません。今回は、そのバチカン美術館の予約方法と、マストでおさえておきたい見どころをご紹介しましょう!