台湾の持ち物はこれで完璧! 台湾旅行を100倍楽しむための必需品
日本から飛行機で4時間弱と、気軽な海外旅行先として人気ナンバーワンの台湾。台北や高雄などの大都市ならば、日本並みにコンビニが充実。マツキヨのようなドラッグストアも多いので、パスポートとお金さえあれば身一つでなんとかなる場所でもあります。とはいえ、限られた旅行期間を最大限有効に使いたいもの。今回は台湾取材を重ねた私が、台湾の旅をぐっとスムーズにしてくれた、と思うアイテムをご紹介します。
スマホ+レンタルWi-Fiは必須アイテム
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台湾旅行に行く方に強くおすすめしたいのが、Wi-Fiルーターのレンタルです。もちろんWi-Fi完備のホテルは多いし、空港や駅、飲食店などでも無料のWi-Fiサービスはあるのですが、台湾での街歩きの最中にGoogleMapが使えると、移動が数倍ラクになります。
単に目的地を探すということなら紙の地図でもかわまない、と思われるかもしれませんが、GoogleMapの最大のメリットは、目的地までのルートが表示されるということ。
台北の公共交通機関といえば、地下鉄(MRT)とバス。MRTは英語での表示もあるし、ルートもわかりやすいし、なんなく使いこなしていることでしょう。しかしバスとなると、日本人の乗客は激減します。
しかし断言しましょう。台北の街歩きの成功はバスが使いこなせるかにかかっています。[/one_half_last]
例えば、パイナップルケーキで有名な微熱山丘(サニーヒルズ)は地下鉄の駅から遠いのですが、バスを利用すればバス停を降りて徒歩3分で到着します。
下記が台北駅周辺で、サニーヒルズを検索した場合のGoogleMap。
652番のバスに乗ればいいことがわかります。
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また、乗車するバス停と降りるバス停の名前が表示されるだけでなく、矢印をタップして、途中通過するバス停の名前も表示することも可能です。台北のバスは前方の電光掲示板に次のバス停の名前が表示されるので、これを確認していけば現在自分がどの場所にいるかわかって安心です。台北の街を縦横無尽に走るバス。使いこなせれば、移動時間がぐっと短縮できるはずです。GoogleMapさえあれば、これまで観光客にはハードルが高いと言われていたバスが一気に身近な乗り物になりますよ。
さて、Wi-Fiルーターですが、
・ 日本で借りる
・ 台湾で借りる
という2つの選択肢があります。レンタル期間が1週間以上になるならば、台湾で借りた方が安いのですが、3、4日程度ならば値段に大差ありません。ならば台湾到着後の時間をより有効に使うために、日本で借りておくことをおすすめします。
その際、3Gや4G、ライトや大容量などいくつかプランがあり、値段も様々ですが、接続するスマートフォンが一台で、GoogleMapを見たり店を調べたり、Facebookに投稿する、メールをチェックする、というくらいのことしかしなければ3Gプランで問題ないでしょう。最安値で1日460円くらいです。
ただし、複数人数でつなぐ、動画を見る、というような場合は途中で重くなったり接続が切れてしまったりするようなので、4Gプランや大容量プランを検討してください。
バッテリーチャージャーがあれば憂いなし
Wi-Fiルーターとスマホは必須だと申し上げましたが、これらはすべて電力があってこそ活躍するアイテムです。私の感覚では、Wi-Fiルーターを常にオンにしておき、頻繁にGoogleMapを見ていると5時間くらいでバッテリーがなくなる感じでした。iPhoneもだいたいそのくらいで電池切れになります。朝から夜まで歩き回る予定ならば、これらをそれぞれ2回フル充電できるバッテリーがあれば安心です。
例えば私が持っているのはコレ。
少々重さが気になるのですが、これ一台で、だいたいiPhone6が4〜5回フル充電できます。またUSB出力口が2つあり、2台同時充電ができるところも魅力。
Wi-Fiを借りるときにオプションで借りることもできますが、日常生活でも役立つモバイルバッテリー。災害時の備えとしてもひとつ持っていてはいかがでしょうか。
ちなみに1回程度の充電でよければ、こんな小型のものや、
なんとソーラーパワーで充電できるモバイルバッテリーも。
こちらはモンベルで購入。私は登山用に購入しましたが、ソーラーパワーだけでなくUSB充電もできるので、こういう選択肢もありかもしれません。
悠遊カード(easy Card)は無駄じゃない!
悠遊カードとはMRTや台湾鉄道、台北市内のバスやコンビニエンスストアなどで使えるICカードです。
東京で言うSuicaやPASMOのようなもの。MRTの駅の窓口やコンビニで購入することができます。最初に購入するときに100元のデポジットが必要なので、数日間の滞在ならばMRTに乗るときに1回ずつトークンを買えばいいや、と思うかもしれませんが、これも街歩きを快適にする必須アイテムです。
使い方はカンタン。MRTの駅では乗り降りの際に改札にかざすだけ。券売機でトークンを購入するより2割運賃が安くなります。そのまま台鉄にも利用できるし、バスでも使えます。台湾のバスはたいていおつりを用意していていないので、ぴったりの運賃を用意しておく必要があるのですが、これがなかなか面倒。カードがあれば小銭を気にする必要がなくて便利です。
これがバスの読み取り機です。
ところで、台北のバスの乗り方はなかなか複雑。いえ、複雑といってもそんなに難しくはないのですが、この悠遊カードをかざすタイミングが、
・ 乗るときにタッチ
・ 降りるときにタッチ
・ 乗るときと降りるときにタッチ
の3パターンがあり、そのルールがいまいちわかりづらいのです。
台北市内は一律運賃なので一回タッチというのが基本ルールです。郊外のバスだと、運賃は乗車距離によって変わるので、乗るときと降りるときにタッチして降りるときにカードから運賃が引かれます。
悩ましいのは台北市内で、タッチをするのが、乗るときか降りるときということです。これはもうツーリストには判断がつきません。さっき乗ったバスが降りるときタッチだったから今回も降りるときかな〜と思っていたら、乗るときタッチで運転手さんに大声で叫ばれたりします。
さて、そういうときの対処法として私が実践しているのが、ずばり、乗るときも降りるときもタッチしてしまえ、です。タッチが1回でよければ2度目のタッチはエラーになるので問題なし!のはず。
さあ、GoogleMapと悠遊カードでもうバスの旅は怖くないですね!
カードのチャージは駅のチャージマシーンか、コンビニのレジで可能です。絶対持っておくことをおすすめします。
ウェットティッシュと汗ふきシートでさらりと快適
これから、台湾に行こうと思っている方は、暑さ対策を真剣に考えてください。6月下旬に私が訪れたときは日中37℃。歩いていると意識が遠のくくらいの熱気です。帽子は必須。台北の女性はヘアスタイルが乱れるのが嫌なのか、帽子に興味がないのか、あまりかぶっていません。男性は野球帽をかぶっていたりするのですが。でもまあ絶対に持っていた方が良いと思います。
また汗ふきシートも必携です。私はもう女性用のものだとものたりなくて、若干肌がぴりぴりする男性用のスーパークールなやつを持っていきます。
夜市で食事をするときに活躍するのがウェットティッシュ。飲食店でもおしぼりがでてくるところは稀なのであると役立ちます。
この際オシャレはちょっと休憩。歩きやすい靴を
よっぽどの高級ホテルに行くなら別ですが、正直言って台湾旅行では過度なおしゃれは不要です。私だって東京にいるときは少しヒールのある靴を履いたりしますが、台湾旅行のときはこのスポーツサンダル一足。これで鼎泰豊に行っても問題ありません。
だいたい私が台北を訪れたとき歩く歩数は1日平均3万歩。とにかく歩きやすい靴が一番です。
夏は着替えを一着多めに
夏の台湾旅行の服装は涼しさ重視で。男性ならこの際、膝上10㎝くらいのショートパンツに挑戦してみてもいいかもしれません。しかし海外の多くがそうであるかのように、台湾もまたレストランやショップで過度にエアコンが効いています。南極か!と言いたくなるような温度設定。日よけにもなる薄手の長袖の羽織ものをもっていると良いでしょう。日中はものすごく汗をかくので、夕食前にいったんホテルに戻るとシャワーを浴びたくなりますが、もう一度汗みどろの服を着ると思うとテンションだだ下がりですね。夏の台湾旅行は、1セット多めにTシャツと下着を持っていくと安心です。
冬場は東京より少し軽めの防寒着でOK
台湾は沖縄よりほんの少し南。1月で軽めのダウンジャケットで丁度良いという感じでした。ですが台北っ子は寒がりなのか、冬場に行くと、スキー用かと言いたくなるような帽子や手袋やブーツが店に並んでいて驚きます。でもレストランに入って納得。冷房が効いているじゃないですか!というわけで、謎な冬場のエアコンの温度設定ですが、もしかしたらエアコンの冷風でもてなすというのが最大級のおもてなしなのかもしれない(そしてこれは私が行った店独自のもてなしかもしれない)。まあ通常、12〜2月の台北にいくときは、晩秋くらいの格好、と考えておけばいいと思います。
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