アメリカと言えばやっぱりコレ!ステーキハウス ベスト5
アメリカ旅行中に必ず食べたいのが、大きくてジューシーなステーキ!
アメリカ料理やイタリアンなど、ロサンゼルスのレストランの多くで、なんらかのステーキがメニューに載っていますが、せっかくなら本格的な美味しいステーキを食べたいですよね。
そこで今回は、ローカルも特別な機会に訪れる人気店の中から、肉好きフードライターお墨付きのロサンゼルスのステーキハウス ベスト5をご紹介します。
ロス1おススメのオーガニックステーキ
「BOA ステーキハウス」 in ウエストハリウッド
写真提供:BOA Steakhouse
本当は記事でご紹介したくありません(笑)
肉好きのフードライターがロサンゼルスで一番おすすめするステーキハウスは、ウエストハリウッドにある「BOA ステーキハウス」。友達や家族が遊びに来たら、絶対に連れて行きたいお気に入りのスポットです。
写真提供:BOA Steakhouse
店内はモダンで開放感があり、ロマンチックな雰囲気。ブースが多く、席と席との間隔が広いのでプライベートな食事にもぴったりです。
ステーキは、ドライエイジング、フィレ、和牛、オーガニックやさらにジビエなど、多彩な取り揃え。中でも特にオススメは、「オーガニック グラスフェッド フィレ(62ドル)」と「ボーンイン リブアイ(57ドル)」。
自炊をする時はオーガニックビーフを使っていますが、「BOA ステーキハウス」の「オーガニック グラスフェッド フィレ」を食べたら、同じオーガニックでもこんなに質が違うのか、と驚かされました。噛む必要がないほど、柔らかいです。
看板メニューの「ボーンイン リブアイ」は、21日ドライエイジング(乾燥熟成)したお肉で、一口食べれば人気の理由が納得できます。ジューシーで、いい焦げ具合。口いっぱいにスパイスの風味が広がります。
ソース無しでも十分堪能できますが、「自家製オリジナル」、「赤ワイン」、「ベアルネーズ」、「チミチュリ」、「クリーミー ホースラディッシュ」「ペッパーコーン」や「マッシュルーム」(各6ドル)を追加できます。
同店の魅力は、インテリアやお料理だけにとどまりません。演出にも力を入れている上に、サーバーやウエイターはとても親切でフレンドリーです。
テーブルで作ってくれる「テーブルサイド クラシックシーザーサラダ(17ドル)」は、多くのゲストが注文するマストオーダーメニュー。
私のテーブルを担当してくれたサーバーさんはノリノリで、サラダを3倍早送りのような猛スピードで和えたり、歌ったり、踊ったり、さらにはパルメザンチーズを遠く離れたブースの反対側からサラダボウルに投げ入れたり… 目が離せないパフォーマンスでした。
食事が終わった後、連れにどの料理が一番印象に残ったか聞いてみたところ、「実は…あのシーザーサラダ」と答えたほど!ぜひ、ご賞味あれ。
そのほかのおすすめは、以下の3品。
「カニとブラックトリュフのニョッキ(27ドル)」ほのかな甘みがクセになります。
タイムの煙で香りを付けた「タイム スモーク カルパッチョ(19ドル)」
中央アジアやトルコで人気の甘いペイストリー、バクラヴァにアレンジを加えた「ゴートチーズ バクラヴァ(19ドル)」
「ブラックベリー スマッシュ(15ドル)」や「ラ ケブラーダ(17ドル)」など、色鮮やかな甘系カクテルも豊富。
周りを見渡すと、どのテーブルも注文していたのがこのデザート。
ケーキ、バニラアイス、メレンゲなどから成る「ベイクドアラスカ(12ドル)」
こちらも仕上げに、テーブルでフランベのパフォーマンスをしてくれます。ボッと青い火が上がると、雰囲気が一層盛り上がります。
BOA ステーキハウス(BOA Steakhouse)
住所:9200 Sunset Blvd #650, West Hollywood, CA 90069
公式サイト(英語):http://www.innovativedining.com/restaurants/boa
電話番号:(310) 278-2050
営業時間:11:30-14:00 & 17:30-22:30(月ー木)、11:30-14:00 & 17:30-24:00(金)、17:30-24:00(土)、17:30-22:00(日)
老舗プライムリブ専門店
「ロウリーズ・ザ・プライムリブ」in ビバリーヒルズ
続いてご紹介するのは、1938年にオープンした、老舗のプライムリブ専門店「ロウリーズ・ザ・プライムリブ」。入店すると目に飛び込んでくるのが、同店の歴史を飾ったこちらのディスプレイです。
落ち着いた店内は温かみがあり、年配のゲストが目立ちます。
看板メニューは、ズバリ!「プライムリブ ディナー」。お値段とサイズによって以下の5種類にわかれています。
「カリフォルニアカット(42ドル)」
一番小さいカット。女性の方におススメ
「イングリッシュカット(44ドル)」
薄くスライスされた肉3枚
「ロウリーカット (48ドル)」
男性や私のような肉好きの人におススメ。お腹が空いていれば完食できる量です
「ダイヤモンド・ジム・ブレーディー・カット(61ドル)」
骨付きで分厚いカット
「ビーフボールカット(65ドル)」
最も大きい骨付きのカット
どれにするか迷ってしまいそうですが、テーブルにお肉が運ばれてくるまで、決める必要はありません。スタッフさんがお肉をカットする前に、それぞれ違いを説明してくれます。
「プライムリブ ディナー」には、テーブルサイドで和えてくれる「ローリーズ名物のスピニングサラダ」、「マッシュポテト」、「ヨークシャー・プディング」が含まれています。
手前は「ロウリーカット 」、奥は「カリフォルニアカット」に「クリームスピナッチ(7ドル)」と「クリームコーン(7ドル)」を追加しました。食べきれずにどちらも持ち帰ることに…
お肉とマッシュポテトにはグレイビーソースがかかっていますが、クリームホースラディッシュ(ホースラディッシュとシーズニングされたホイップクリーム)を付けていただいてもOK。
名物デザートの「ホットファッジサンデー(10ドル)」もお忘れなく。
ちなみに、ロウリーズ自家製のシーズンソルトやペッパーなどのスパイスは、アメリカ全土のスーパーで販売されています。テーブルにも置いてあるので、サラダやお肉にかけてみてください。
ロウリーズ・ザ・プライムリブ(Lawry’s The Prime Rib)
住所:100 La Cienega Blvd, Beverly Hills, CA 90211
公式サイト(英語):https://www.lawrysonline.com/lawrys-the-prime-rib-beverly-hills/
電話番号:(310) 652-2827
営業時間:17:00-21:00(月―木)、17:00-22:00(金)、16:00-22:00(土)、15:00-21:00(日)
和牛と多彩な肉メニュー
「アレクサンダーズ ステーキハウス」in パサデナ
写真提供:Alexander’s Steakhouse
トレンディーなレストランが続々と登場するパサデナにある「アレクサンダーズ ステーキハウス」は、上品で広々としたお店です。
和牛と多彩な肉メニューにこだわる、まさに肉のプロ。
和牛は日本で最高級の物が食べられるので、今回はアメリカらしいステーキを2種類チョイスしました。
「フィレ・ミニョン(54ドル/226グラム)」
イリノイブラックアンガスはジューシーで食べ応えがあります。
「カンザスシティ ストリップ(69ドル/567グラム)」
ドライエイジング肉を使用した、センターカットのステーキ。チャイブバターとグリルレモンがアクセント。
「ボルドレーズ」、「トリュフマッシュルーム」、「自家製1Aステーキソース」、「コリアンBBQ」と「ユズ胡椒チミチュリ」など、一風変わったソース(各2ドル)を用意しています。
その他のおすすめメニューは、「ハマチショット(24ドル/6個)」、「ビーフタルタル(22ドル)」と「タコのグリル(26ドル)」です。
食事の最後には、ピンク色の綿菓子のサービスがあります。
これは、オーナーが子供の頃、両親が砂糖やお菓子を食べさせてくれなかったため、ゲストには砂糖を楽しんでもらいたい、という想いが理由です。
アレクサンダーズ ステーキハウス(Alexander’s Steakhouse)
住所:111 N Los Robles Ave, Pasadena, CA 91101
公式サイト(英語):https://alexanderssteakhouse.com/pasadena/
電話番号:(626) 486-1111
営業時間:17:30-21:30(月―木)、17:30-22:30(金、土)、17:00-21:00(日)
カジュアルにステーキランチ
「バルテール レストラン」in ブレントウッド
サンタモニカとビバリーヒルズの間に挟まれた、上品なエリア「ブレントウッド」にある「バルテール レストラン」は、肩肘張らずにステーキがいただけるスポットです。
インテリアはモダンでヒップ。アップスケールなエリアにあるレストランのわりに、お値段はリーズナブルです。
おススメのステーキは、「ボーンイン リブアイ(61ドル/623グラム)」分厚く、ジューシーで、ボリューム満点の一品。
リブアイのほかには、「ニューヨーク ストリップ(58ドル)」など、USDAの牛肉がメインです。
プライムフィレは、1番小さいサイズの「ミニ(52ドル/227グラム)」、「センターカット(59ドル/340グラム)」と「ボーンイン(65ドル/453グラム)」を用意。「フィレ テースティング(65ドル)」もぜひ試してみたいアイテムです。
「ベアルネーズソース(3ドル)」、「自家製ステーキソース(3ドル)」、「チミチュリ(3ドル)」や「ブルーチーズフォンデュ(8ドル)」などのソースの他に、ロブスターやジャンボエビなどのトッピングも追加ができます。
「バルテール レストラン」の隠れ人気メニューが、こちらの「ジャンボ オニオンリング(16ドル)」。あごの高さほどまで積まれた圧倒されるサイズのオニオンリングに、パルメザンチーズがふりかけられています。
「マカロニ&チーズ(14ドル)」や「クリーム スピナッチ(13ドル)」などのサイド料理は、シェアするのにちょうどいい量です。
そのほかには、テーブルサイドで調理してくれる「グリークサラダ(19ドル)」や「オーガニック アイスバーグレタス ウェッジ(15ドル)」、パティに使用するひき肉を毎日レストランで挽いている「ハンバーガー(21ドル)」がおススメです。
カクテルやデザートは、味も見た目も花丸です。お腹に余裕があればぜひ!
バルテール レストラン(Baltaire Restaurant)
住所:11647 San Vicente Blvd, Los Angeles, CA 90049
公式サイト(英語):baltaire.com
電話番号:(424) 273-1660
営業時間:11:30-22:00(月)、11:30-23:00(火―木)、11:30-24:00(金)、11:00-24:00(土)、11:00-22:00(日)
シーフードとのサーフ&ターフ
「オーシャン プライム」in ビバリーヒルズ
写真提供:Ocean Prime
ちょっと贅沢にディナーを楽しむなら、「オーシャン プライム」が断然おススメ。照明を抑えたクラシックなインテリアで、デートやビジネスシーンでも使えます。
お店の名前の通り、海の幸とステーキにこだわるレストランです。ステーキにロブスターやガーリックシュリンプをトッピングする「サーフ&ターフ」が人気。
こちらは「ボーンイン リブアイ(70ドル/453グラム)」にベアルネーズソース&ロブスターテール(27ドル)を追加。
ジャンボエビ、キングクラブ、オイスターを豪快に盛り付けた「シーフードタワー(MP)」
「シーバス(50ドル)」や、「クラブケーキ(40ドル)」と「照り焼きサーモン(42ドル)」など、魚料理やシーフードメニューが豊富です。
「ベリー&バブル(18ドル)」のように、ドライアイスを使用したオリジナルカクテルやワインを多種類用意。
同店のサイド料理はボリュームがあります。2人で食事をする場合、ひとつかふたつあれば十分です。
手前から、「グラタン(15ドル)」「ロブスター マッシュポテト(26ドル)」、「マッシュルーム(13ドル)」、と「芽キャベツ(14ドル)」
イチオシの前菜は、「アヒツナタルタル(20ドル)」と「ソノマ ゴートチーズのラビオリ(18ドル)」。どちらも新鮮で風味豊か。
「オーシャン プライム」のデザートは、どれもビッグサイズでどっしりとしています。「デザートは別腹」が通用しないかも!
通常のケーキ2~3個分の高さがある「キャロットケーキ(13ドル)」
チョコ好きにはたまらない、濃厚な「チョコレート ピーナツバタートルテ(12ドル)」
アツアツのケーキの上にアイスがのった「バターケーキ(14ドル)」
オーシャン プライム(Ocean Prime)
住所:9595 Wilshire Blvd, Beverly Hills, CA 90212
公式サイト(英語):https://www.ocean-prime.com/locations/beverly-hills
電話番号:(310) 859-4818
営業時間:11:30-22:00(月―木)、11:30-23:00(金)、17:00-23:00(土)、16:00-21:00(日)
これだけ押さえればバッチリ!ステーキハウスの心得5つ
1. 服装・ドレスコード
通常のレストランと比べると、ステーキハウスは少々お値段が張ります。ロサンゼルスローカルは、誕生日や記念日をお祝いしたり、特別な機会に訪れる人が多いです。そのため、いつもより服装に気を付けなければなりません。レストランによってはドレスコードを設けているところもあります。
Tシャツ、短パン、ジャージ、ビーチサンダルなどのカジュアルは服装はNGです。
女性の方は、職場で着るような服装やワンピースが無難。男性のゲストの中にはスーツを着ている人もいますが、そこまでかしこまる必要はありません。襟のあるシャツやワイシャツを着ていくといいでしょう。
2. 予約&穴場の時間帯
今回ご紹介した有名店に来店する際には、週末や祝日は特に混み合うので、事前に予約をおすすめします。公式ウェブサイトや、ネットで予約を受け付けているお店が多いので、ぜひご利用ください。穴場の時間帯は、月曜日~水曜日と、早めのディナーです。
3. チップ事情
ほとんどのステーキハウスは、サービスの質やお店のランクが高いです。そのため、ディナーの際には、合計金額の25~30%ほどのチップを置いていく必要があることも。また、レストランによっては、お勘定にすでにチップが含まれている場合があります。この際には、だいたい18%くらい請求されます。グループ(6~10名以上)の場合、定められた額のチップを請求するお店もあります。
ケースバイケースで、支払う前・サインする前に、レシートを確認するようにしましょう。
4. ステーキの焼き加減
ここ13年間、アメリカの至る所でステーキを注文してきて、ある共通点に気が付きました。
それは、ステーキの焼き加減がちょっといい加減だということです。注文した焼き加減よりも、赤めのステーキが出されることがあります。通常、ミディアムレアを頼んでいるのですが、中はほぼレアっぽく、赤いことが多いです。
ミディアムレアが希望の場合はミディアムなど、希望より1段階上の焼き加減を選んでもいいかもしれません。
5. ソースやサイド料理
ほとんどのレストランでステーキを注文すると、ソースやサイド料理は一切付いてきません。ごくシンプルに、お皿にボンっとお肉だけ出されます。
ソースやサイド料理がほしい場合は、別途注文する必要があります。サイドのほとんどは、2人でシェアするのにちょうどいいサイズなので、2人でひとつ、またはふたつを目安にオーダーするといいでしょう。
ロサンゼルスにお越しの際には、今回ご紹介したステーキハウスで、本場アメリカのステーキを食べてみてくださいね!(「BOA ステーキハウス」が人気になりすぎませんように…)
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