お酒好きの一人旅は「甲府」を推したい ちょうどいい街・甲府の楽しみ方
こんにちは。山と温泉を愛する女一人旅ブロガー、月山ももと申します。
暇さえあれば温泉と登山を絡めた一人旅を楽しみ、「山と温泉のきろく」なるブログを更新している私。そんな私のブログで突出して登場率の高い街があります。
それは山梨県の「甲府」です。
長野県や山梨県の山や温泉に行くとき、立ち寄るのにちょうどいい街なんですよね、甲府って。中央線特急「かいじ」の始発駅だから、自由席でも少し並べば確実に座って帰れますし、駅から徒歩圏内にいい温泉が湧いているから、登山後の入浴にも便利ですし。
また、甲府駅周辺には、気軽にふらっと一人で立ち寄って一杯飲めるお店が多いのです。甲府で昼から一人で飲んでいると、ほぼ確実に私以外にも一人でお酒を楽しんでいる人がいます。しかも山梨県産の食材にこだわっているお店が多く、料理もちゃんとおいしいのです。なので私は勝手に「甲府は一人飲み初心者に優しい街」だと思っています。お店の人もみんな、優しいですしね。
とはいえ、これまで甲府自体を目的地にしたことはあまり多くなかったので、今回は甲府だけをたっぷり楽しむ1泊2日の旅をしてみることにしました。どのお店も甲府駅から徒歩で回れるところばかり。初めての一人旅の場所に悩んでいる人や旅先で一人飲みしてみたいけど、どこへ行ったらいいか……と思っている方の参考になれば幸いです。
快適な新型車両の中央線特急かいじに乗り、甲府駅へ
都内から甲府へ行くには、主に新宿駅から発車している特急列車「スーパーあずさ」「あずさ」「かいじ」が便利です。停車駅や乗車時間に多少の違いはありますが、どの列車も新宿駅から約1時間30分ほどで甲府駅に到着します。
2017年12月から導入が進んでいる車両・E353系は、全席コンセントと可動式枕を完備。しかも、以前の車両と比べると揺れも少なくなっています。
この日は、新宿駅から「かいじ」に乗車。快適な車両でウトウトしているうちに甲府駅に到着しました。
まずは甲府駅の南口から商店街を目指します。
商店街にある「ホップスアンドハーブズ」で昼飲み!
駅から歩くこと10分少々、商店街の中にさりげなく掲げられている「地ビール」の看板が見えたら、そこが本日最初の目的地。
クラフトビールメーカー・OUTSIDER Brewingの直営BEER BAR「Hops And Herbs(ホップスアンドハーブズ)」です。
こちらは1階が醸造所、2階がBARになっており、「出来たて」のクラフトビールと、山梨県産の食材を使ったおいしいおつまみをいただけるブルーパブ。ちなみにブルーパブとは、醸造所を併設した酒場のことです。
週末の夜はかなり混み合うと聞きますが、私がよく訪れる休日のお昼時はそれほど混み合うこともなく、一人でゆっくり食事とビールを楽しめることが多いです。
まずはアウトサイダーブルーイングの定番ビール全6種を、小さめのグラスでいただける「BEER FLIGHT ALL6」(1,200円)を! じゃーん!
左から順に簡単に特徴を説明しますね。
1.ザ・ダーク・サイド・インペリアル・スタウト(アルコール度数8%、カカオを思わせる香ばしい味わい)
2.ドランク・マンク・トリペル(アルコール度数8%、桃のワイルドイースト使用)
3.バンイップ・オーストラリア・IPA(アルコール度数6.5%、柑橘系の香りと強い苦みが特徴)
4.ザ・カウンティーズ・ペール・エール(アルコール度数5.5%、柑橘系のほろ苦アロマホップ)
5.フランダーズ・ベルジャン・ホワイト(アルコール度数5%、オレンジやコリアンダーのようなフルーティーな香りの白ビール)
6.インキーパー・ビター・ラガー(アルコール度数6%、しっかりしたコクのあるラガービール)
私は、2の「ドランク・マンク・トリペル」が好きで、こちらだけをパイントでいただくことも多いです。マンゴーのような風味があって甘く飲みやすく、気持ちよく酔えるのです。
ここ数年、都内をはじめさまざまな場所で全国各地のクラフトビールを楽しめるお店が増えましたが、アウトサイダーブルーイングのビール全種類をいつでも置いているのは直営ブルーパブのここしかありません。甲府に来たら毎回でも立ち寄りたい、貴重なお店です。
一人飲みにぴったりで、私がいつも注文するのが「サラダ巻き」(650円)。
煮きり醤油漬けのクリームチーズ・アボカド・シュリンプを海苔巻きにしたもの。サラダって、飲みながらだと意外と食べるのが面倒だなと思うんですが、海苔巻きになっているとつまみとしてどんどん野菜が食べられます。
ほかにも、一人飲みにぴったりの「洋風枝豆」(350円)や食べごたえ抜群の「ビスマルク」(1,400円)など、フードメニューが豊富。ランチ使いにもぴったりです。
また、季節限定のビールも常時2~3種類ほど用意されていますので、ぜひ飲んでみることをおすすめします。
Hops And Herbs
住所:山梨県甲府市中央1-1-5
TEL:055-225-2012
営業時間:平日 17:00〜24:00、土日祝 12:00〜24:00 火曜休
公式サイト:http://outsiderbrewing.jp/hopnherbs/top.htm
「サドヤワイナリー」で見学&試飲を楽しむ
普段の私の旅は、食べて飲んで温泉に入って登山する……だけで完結してしまうことが多いのですが、今回は時間もたくさんあるということで以前から気になっていたワイナリー見学に行ってみることにしました。
ホップスアンドハーブズからいったん甲府駅に戻り、駅の中を通り抜けて北口方面に出てから徒歩5分。チャペルやフレンチレストランを併設する「サドヤワイナリー」に到着です!
国産ワインの産地としてトップシェアを誇る甲府ですが、こちらは大正6年創業の歴史あるワイナリー。特徴は、ブドウ栽培とワイン造りに関する展示やワイン樽の樽熟庫などを見学できること。
見学はワインショップ内で受け付けています。予約制ですが、当日空きがあればその場で申し込むことも可能。
「ワイナリーエントランス」と書かれた扉を開けると……。
地下セラーに続く階段が現れました!
テーマパークのような雰囲気が漂いますが、今に至るまで長年使われている現役のセラー。ドキドキします。
スタッフの方の案内で、ワインを作るために昔使われていた機械などを見学しつつ、ワインの作り方やコルクができるまでの工程について学ぶことができました。
見学の後半では、熟成中のワインを詰めた樽が並ぶ樽熟庫へ。ん? 奥に並べてあるテーブルはなんだろう? と思ったら……。
テイスティング用のワインが3種も! お酒が飲めない方用に「実はワインより高額な葡萄ジュース」も振る舞われていました。
「ただ飲んでしまうのではなく、『色』や『味』『香り』について考えながら飲むと新しい発見がありますよ」とスタッフの方に教えていただき、専用のシートに感じたことを記入していきます。
しかし……どれもおいしいワインなんですけど、改めて言葉で表現しようとすると、なかなかうまく言い表すことはできないものですね。
後半、スタッフの方に「味をそのまま言葉で表現しなくても、こういう料理と一緒に飲んだら合いそう、というような言い方をすればいい」と教えていただき、なるほど! と膝を打ちました。
見学者は10名ほどで、私以外にも女性一人の参加者がいました。最初は、一人でワインセラー見学ってどうなんだろう? と正直思わなくもなかったのですが、一人でもぜんぜん楽しめました。
見学料金は一人500円。3種のワインのテイスティングも付き、見学者はショップの割引券もいただけるので、お得ですね!
見学を終えてショップに戻ってきました。ショップにはサドヤワイナリーオリジナルのドライフルーツや、ワインに合う色鮮やかなピクルスなど、ちょっとした贈り物にするのに良さそうな食品類。
そしてもちろん、サドヤワイナリーのワインが壁一面に並んでいます。
中には、こちらのショップとWebショップでしか取り扱いのないワインもいくつかありました。
「気になるワインがある……けど、飲んでみないことには買えない!」という方のために、有料の試飲も用意されています。1杯200円~1,000円で、ショップで取り扱いのあるほぼ全てのワインをいただくことができます。
ゆっくり試飲できるテイスティングルームも用意されています。せっかくなので、一番高額な1,000円の試飲を……。
販売価格は税抜き1万円! 「シャトーブリヤン 2014年 白」。国内でも海外でも数々の賞を受賞しているワインだそうです。
きちんとしたワイングラスに、ちゃんと1杯分注いでくれました! 直営ショップでの販売価格が1万円のワインを1杯1,000円でいただけるって、けっこうお得じゃないですか?(こんなことを考えてしまうのって、小市民的ですかね……)
セラー見学で学んだテイスティングのコツをもとに表現してみると……
「華やかな香りがして口に入れるとほのかな甘みがあり、白身魚のカルパッチョに合いそうな味」
というところでしょうか。
併設のレストランへもいつか食事に来てみたいですね。
サドヤワイナリー
住所:山梨県甲府市北口3-3−24
TEL:055-251-3671
営業時間:サドヤショップ 10:00〜18:00 年末年始を除き無休
公式サイト:http://www.sadoya.co.jp/winery/
一人フレンチも旅先なら平気! 夜は山梨県産の食材にこだわるビストロへ
さて本日の夕食は、山梨県産の食材にこだわるフレンチビストロ「ボンマルシェ」にて。
突然ですが、私、フレンチが大好きなんです。
でも、フレンチって格式高いイメージがあるのか、普段東京にいて誰かと食事に行くときはなかなか「フレンチ行こうぜ」となりません。そして、都内で一人フレンチはけっこうハードルが高く……探せば一人で行ける店もあるとは思うんですけどね……。
でも、なぜか旅先でなら行けるんですよ、一人フレンチ。今回ご紹介するボンマルシェも、実は来たのは3回目。
ああ……なんかこの雰囲気がとても落ち着く……。
1杯目は、「甲州バレル2016」(648円)をグラスで。
甲府市内のワイナリー・シャトー酒折(さかおり)の白ワインです。爽やかかつすっきりした味わいで、とても飲みやすい。
オーダーしたのは「おまかせオードブルの盛り合わせ」(1,620円)。いくつかの前菜で迷ったのですが「一人ならいろいろ食べれるからこちらがお薦め」と教えてもらいました。
右上から農園野菜のサラダ、地鶏のパテ、キシュロレーヌ、甲斐サーモンのマリネ、そして中央はカボチャのムース。野菜は自家農園で収穫したものが使われており、そのほかも山梨県産の食材が主に使われています。カボチャのムースとキシュロレーヌが特においしくて、この3倍ぐらい食べられそうでした……。
さて、メインはどうしよう。お店の方に山梨県産食材を使ったメインのお薦めを聞いてみると「甲州地鶏のパリパリ焼き粒マスタードソース」(1,512円)「甲州富士桜ポークのソテー」(1,620円)「甲州富士桜ポークのTボーンステーキ」(2,376円)「甲州ワインビーフのステーキ」(2,484円)などの用意があるとのこと。迷った末に選んだのは……?
甲州ワインビーフのステーキでした!
やっぱりワインの街甲府ですから、赤ワインが飲みたくて。赤ワインと一番合いそうなのはどれかなと思い、ステーキに。
というわけで2杯目のワインは赤。「2013 ルバイヤートルージュ」(648円)です。甲州市の丸藤葡萄酒(まるふじぶどう)酒工業のもの。
いただきます!
軽やかで非常に飲みやすい赤ワインでした。実を言うと赤ワインはあまり飲み慣れていないのですが、そんな私でもスイスイ飲めました。
ステーキの部位は、さっぱりとして脂身の少ない「ランプ」だったのですが、もともとが脂がよくのっている国産牛ですから、ランプでちょうど良かったように思います。ワインと一緒に最後までおいしく、あっという間に平らげてしまいました!
さて、〆にデザートなどいただきたいところ。ボンマルシェさんはパティスリーとしても営業しており、ショーケースにはおいしそうなケーキが並んでいます!
迷う……迷いすぎる……。
迷った末「季節のフルーツのタルト」(432円)を選びました!
カスタードソースの上に、いちじくとマスカットと洋梨がのった、果物王国山梨らしいデザートです。甘みと酸味のバランスが良く、大変おいしかったです。次回はケーキ2つ食べたいなー。2つ食べれば良かったなー。
今回はアラカルトで好きなものを好きなだけ注文しましたが、お得なコース料理も3,240円から用意されています。またハヤシライスやハンバーグなどの洋食メニューも豊富で、さまざまな使い方ができるお店だと思います。
ボンマルシェを出た後は甲府市内のホテルに宿泊し、明日に備えます。甲府駅周辺はゲストハウスやホテルなどが豊富なのもうれしいポイント。それではおやすみなさい~。
ボンマルシェ
住所:山梨県甲府市中央1-5-12
TEL:055-233-7877
営業時間:喫茶 11:30〜21:30(LO)、ランチ 11:30〜14:00(LO)、ディナー 17:00〜22:00(LO21:30) 月曜、第4日曜休
公式サイト:https://twitter.com/kofu_bonmarche
文豪・太宰治も通った、昭和元年創業の温泉銭湯で朝風呂
翌日は、ゆっくり朝寝して10時前にチェックアウト。朝風呂のために、甲府駅北口から15分ほど歩いたところにある温泉銭湯「喜久乃湯温泉」に向かいます。
文豪・太宰治が甲府に住んでいたころ通っていたそう。
朝10時の営業開始と同時に入店し、一番風呂を楽しませてもらうことにしました。
昭和元年創業の歴史ある銭湯ですが、脱衣所も昭和の面影を色濃く残しています。
木製のロッカーがいい味だしていますが、ちゃんと鍵もかかる、現役のロッカーです。
懐かしい雰囲気の体重計は、文字盤がなんとなく人の顔っぽくてかわいい。
広々とした浴室内は、タイルがレトロでこちらもかわいらしい。しかし喜久乃湯温泉のすばらしいところはレトロ感あふれる内装と雰囲気だけではありません。中央に2つある、ひょうたん型の大きめの浴槽は源泉を加温・循環しているのですが……。
奥のほうに見える2つの浴槽、こちらはなんと源泉かけ流し。
左側の浴槽はかけ流しの加温浴槽(38度)、その右側は、非加熱の源泉かけ流し(27度)です。基本の入浴料400円にサウナの使用料も含まれていますので、非加熱浴槽を水風呂代わりに使うのもアリだと思います。
私はぬるめのお風呂が好きなので、38度の加温かけ流し浴槽と、非加熱の源泉にばかり入ってしまいました。
温泉分析表も脱衣所に貼ってありました。カランやシャワーのお湯も源泉なんですよ!
400円でこれほど楽しめるなんて、他の銭湯や日帰り温泉が物足りなく感じられてしまうかも……。甲府に行くたびに立ち寄りたい、お気に入りの温泉銭湯です。
喜久乃湯温泉
住所:山梨県甲府市朝日5-14-6
TEL:055-252-6123
営業時間:10:00〜21:30 水曜休
朝風呂の後は小作で風呂上がりの一杯とほうとうブランチ
朝風呂をすませ、そろそろお昼の時間。旅もいよいよ終盤です。
やはり山梨と言えばほうとう……ということで、甲府駅南口に戻り、甲州ほうとうの有名店「小作」に伺いました。
広い店内には座敷席とテーブル席があります。
一人で来ているお客さんもたくさんいるので、気後れする必要はありません。
一人の場合は、大きなテーブルの相席利用になることが多いのですが、カウンター席のようなものなので、気楽に座れますね。
さて……時間としてはまだ午前中なのですが……風呂上がりの一杯! いただきまーす。
風呂上がりならビールじゃないの? と思われるかもしれませんがここは日本酒で。
「七賢 純米吟醸 天鵞絨の味(びろーどのあじ)」(620円)という、山梨県北杜市にある酒蔵・山梨銘醸のお酒です。少し前に体制変更を行ってから、酒造りの面でも営業的な面でも大改革を行い、ものすごい勢いで進化している酒蔵さんなんだとか。
すっきりと爽やかな口当たりの飲みやすいお酒で、小作のメニューにいつもあるので、毎回頼んでしまいます。ビールぐらいすいすい飲めるので風呂上がりにちょうどいいです。
ちなみに小作さんでは、日本酒をオーダーするとお通し代わりに「塩」を出してくれるのですが、それがなんか「わかってる」感があって好きです。塩で飲めるよねー、日本酒。
さて、料理の注文はいかに……ほうとうはやっぱり食べたいのですが、お酒のつまみに何か一品いただきたいな! ということで注文したのは「馬刺しの三種盛り」(1,250円)です。
甲府と言えば鳥もつ煮が有名ですが、馬刺しも昔から良く食べられているんだそう。小作さんの三種盛りは、赤身、霜降り、たてがみ。脂がのったとろけるおいしさで、来る度に注文してしまうお気に入りのメニューです。
馬刺しで日本酒を飲んでいると、オーダーしていた「かぼちゃほうとう」(1,150円)が来ました! すごいボリュームです。
このほうとうを食べるために、朝食を抜きました。そのぐらい気合いを入れないと、私一人では食べきれない量なのです。馬刺しも食べてますしね……(馬刺しは食べたいから仕方ない)。
ほうとうの麺はもっちりとしていてコシがあり、熱い汁の中に浸かっていても伸びづらいのが良いところ。かぼちゃのほか、里芋、ワラビ、ごぼう、白菜などなど、体の温まる野菜がてんこ盛りで入っています。
取り皿に取って少しずついただくのですが、食べても食べてもなくなりません……幸せな時間が続きます……。
ちなみに「ほうとう」で有名な小作さんですが、普通の居酒屋さん並におつまみのメニューも豊富です。しかもどれもおいしく、オーダーから提供までの時間も早く、一人飲みのスポットとしても優秀です。
小作甲府駅前店
住所:山梨県甲府市丸の内1-7-2
TEL:055-233-8500
営業時間:月~土 11:00〜22:00、日 11:00〜21:00 無休
公式サイト:http://www.kosaku.co.jp/
最後は山梨産フルーツのパフェで〆
ほうとうでお腹いっぱいになり、少し街の中をぶらぶらした後、1泊2日の甲府旅の締めくくりで立ち寄ったのは……。
「フォーハーツカフェ山梨文化会館店」です。
山梨県産の食材を使った料理とデザート、そして甲州ワインとクラフトビールを楽しめるカフェ。甲府駅北口からすぐのところにあり、ランチからディナータイムまで通しで営業していてとても使い勝手が良いので、これまで何度も立ち寄っています。
カフェなので一人客も多いのがいいところ。普段なら一杯いただいてしまうところなのですが、今日は電車に乗る前の酔い覚ましということで「山梨果物のサンデー」(700円)と「スギブレンドコーヒー」(500円)をオーダー。
お、おいしそう!
季節のフルーツは「ロザリオロッソ」という皮ごと食べられるぶどうと「巨峰」です。
酸味の強いぶどうと、甘い生クリームやアイスクリームは合わないのではないか? と思いきや、すもものソースが両者の橋渡しになっていて、絶妙に合いました。最後に甲府らしいスイーツで締めくくれてよかったです。
フォーハーツカフェ山梨文化会館店
住所:山梨県甲府市北口2-6-10 山梨文化会館 2F
TEL:055-222-7793
営業時間:11:30〜22:00(LO21:30) 月曜休
旅先での一人酒は本当に楽しい
「普段は一人で飲食店には入りたくないけれど、旅先でなら平気(あるいは旅先でならがんばれる)」という方は、実は多いと聞きます。たしかに私も、東京では一人で入りにくいと感じるフレンチレストランにも、旅先だと一人で入れてしまうし……どうしてなんでしょう……。
旅先で、その土地のおいしいものを飲んだり食べたりするのは、本当に楽しいことです。もちろん誰かと一緒でも楽しいですけど「一人で楽しむ」というカードを常に持ちあわせていれば「急にポッカリと予定が空いた休日」に、誰とも予定を合わせる必要もなく、サクッと計画を立てて、思いついてから10分後に旅に出ることもできるわけで。
甲府は、そんなふうに「ふと思い立って旅に出る」のにちょうどいい場所だと思うのです。予定の空いた休日にふとこの記事のことを思い出して「あのほうとうを・フレンチを・パフェを食べに」「ビールを・ワインを飲みに」「温泉に入りに」「甲府に行きたい!」と思い立って出かける方が増えるといいな、と。そんなふうに思っています。
◆
文:月山もも……登山と温泉を絡めた一人旅が好き。ブログ「山と温泉のきろく」では、温泉宿への宿泊記、日帰り入浴記、旅の食事や登山の記録を更新しています。
編集:はてな編集部
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