香港観光のハイライト、ヴィクトリア・ピークを最大限に楽しむ方法
香港は日本から直行便で約5時間という、気軽に行ける海外の代表エリア。おいしくて安いローカルフードやキュート&キッチュな雑貨など魅力はいっぱいありますが、外せないのが絶景スポットですよね。なかでも香港島と九龍島の摩天楼を一望できるヴィクトリア・ピークは別格の美しさ!今回は香港観光に欠かせない絶景スポット、ヴィクトリア・ピークへの行き方や訪問のベストタイミングを紹介します。
100万ドルの夜景を見るならいつがベスト?
ヴィクトリア・ピークとは、扯旗山または太平山とも呼ばれる山。標高552mは香港島の最高峰です。中腹には展望台が整備され、多くの観光客でにぎわっています。展望台から見えるのは、ヴィクトリア・ハーバーの両岸に広がる香港島と九龍島のビル群。代表的な展望台、ピーク・タワーの屋上にあるスカイテラス428からの眺めはこんな感じ!
スカイテラス428はその名のとおり、標高428mからの眺望が堪能できます。ハイライトはやっぱり煌めくネオンに彩られた夜の摩天楼。世界三大夜景にも数えられる香港の夜の顔にうっとりです。
Ph Elnur Amikishiyev/123RF
景色に関していえば、ベストシーズンは11~2月頃。秋から冬にかけてなので寒いのですが、そのぶん澄んだ空気のなかで美景を望めます。夜景をゆっくり見たいなら、日没前には展望台に着いておきたいもの。この時間帯はかなり混雑するので、少し早めに到着するようスケジューリングしておきましょう。
ヴィクトリア・ピークは天候がすべてですから、天気予報をチェックするのを忘れずに!
ヴィクトリア・ピークへの行き方は?
ツアーに参加しない場合、ヴィクトリア・ピークへは「ピーク・トラム」「バス」「ミニバス」「タクシー」の4つの行き方が考えられます。それぞれのメリットとデメリットは下記のとおり。
・ピーク・トラム
1888年に開通した香港名物のケーブル・カー。最大27度の急斜面を上っていくアトラクション要素も。もちろん窓からの眺めも楽しめます。
ただし、香港を代表する乗り物なのでかなりの混雑を覚悟しないといけません。シーズンにもよりますが、始発の前から並ばないと1時間以上待たされることもあります。
Peak Tram
時間:7~24時(所要約8分)
料金:片道HK$32、往復HK$45※展望台にも上れるスカイパスとの共通券は片道HK$77、往復HK$90、子供(3~11歳)とシニア(65歳以上)片道HK$12、往復HK$20※共通券は片道HK$35、往復HK$43
URL:http://www.thepeak.com.hk/jp/home.asp
乗り場/ピーク・トラムの乗り場までは、中環フェリーターミナル前のバス停からバスで約5分。または中環駅や金鐘駅から歩いても15分くらいです
・バス
2階建てのバス。渋滞していると少し時間がかかりますが、トラムほど並ばないのが魅力です。
Ph Alexander Podshivalov/123RF
First Bus
時間:10時15分~24時15分(所要約30分)
料金:片道HK$9.80
乗り場:中環フェリーターミナルのピア5の前あたりから15番のバスに乗車
・ミニバス
バスと同じく渋滞にはまると時間がかかりますが、トラムほど並ばずに乗れます。
Ph manganganath/123RF
Mini Bus
時間:6時30分~24時(所要約30分)
料金:片道HK$9.20
乗り場:中環の国際金融センター近くのバス停から1番のミニバスに乗車
・タクシー
好きなところから乗ることができ、帰りもホテルまで利用できるのが魅力。メーター制ですが、念のためおおよその料金を確認したほうがよいです。山頂駅から中環駅までの目安はだいたいHK$100くらいです。
Ph Tatiana Morozova/123RF
ピーク・トラムは魅力的ですが、時期や時間帯によってはかなり並びます。状況によってバスやミニバスの利用を検討するのがベター。特に夜景のタイミング(17~19時頃)は長蛇の列ができます。早めに並んで行きはトラム、帰りはバスというのもいいかもしれませんね。
トレッキングルートも整備されていて、山頂駅まで約2時間。時間に余裕があるなら歩きも選択肢のひとつです。
無料の展望台からも絶景を一望!
ピーク・トラムの山頂駅は、ピーク・タワーという複合施設に直結しています。上で紹介した絶景は、ピーク・タワーの屋上にある展望台、スカイテラス428から撮影したもの。朝から多くの観光客でにぎわう展望台は、有料なだけあってヴィクトリア・ハーバーを挟んだ壮大な眺めを思う存分堪能できます。
Sky Terrace 428
時間:10~23時(土・日曜、祝日は8時~)
休み:なし
料金:HK$50、子供(3~11歳)とシニア(65歳以上)HK$25(ピーク・トラムとの共通券あり)
さらにピーク・タワーの横には、太平山獅子亭という誰でも無料で入れる展望台が。
スカイテラス428より標高は下がりますが、こちらからも香港島と九龍島のビル群を一望できちゃいます。ビルの下部が隠れるくらいで、見られる景色はほぼ同じ!
ヴィクトリア・ピーク最大の魅力が絶景なのは言うまでもありませんが、ほかにもできることがいろいろあります。例えばピーク・タワーの向かいにはピーク・ギャラリアという商業施設があるので、こちらで食事&ショッピングを楽しむことも。
またピーク・タワーには、観光名所におなじみ(?)蝋人形館があり、入口でブルース・リーが迎えてくれます。
Madam Tussauds
時間:10~22時
休み:なし
料金:HK$265、子供(3~11歳)とシニア(65歳以上)HK$215(ピーク・トラムやスカイテラス428との共通券あり)
URL:https://www.madametussauds.com/hong-kong/en/
ピーク・トラムの山頂駅は、山頂ではなく山の中腹にあたります。そこから山頂方面へのトレッキングコースが用意されているので、爽快ビューを眺めながらのネイチャーウォークもおすすめです。
景色はもちろん、さまざまな過ごし方を楽しめるヴィクトリア・ピーク。香港を訪れたら、必ず行っておきたいスポットですね!
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