飛行機でおすすめの座席は窓側?通路側?77%が●側と回答!
海外旅行に行くなら避けられないのが長時間のフライト。特にアメリカやヨーロッパ路線では直行便でも10時間を超えてしまうため、長時間のフライトは辛い……と感じる人も多いのでは?
今回は、そんな飛行機の時間を少しでも快適に過ごすために、みんなが工夫していることを大調査! みんなが感じていることや試行錯誤していることなどご紹介します。
快適に過ごすなら窓側の席!
まずはフライト中の快適さを大きく左右する、座席についての質問。窓側と通路側、どちらが快適に過ごせると思うかをたずねたところ、過半数を大きく超える77%の人が「窓側」と回答しました。
その理由をたずねてみると、「雲の絨毯を見るのが大好き」「空ならではの景色に癒される」といった外の景色を楽しめると言った回答が大多数! 普段は見られない景色なだけに、いつまで眺めていても飽きないと感じる人も多いようです。また、「窓の方を向けば、誰とも顔を会わさずにすむ」といった個人的なスペースを作りやすいというのも、窓側が快適と感じる理由のひとつになっているようです。
反対に「通路側」と答えた人は、どういった理由からなのでしょうか。多かったのは「エコノミー症候群防止のためずっと座っているのは嫌」などのような「頻繁に席を離れたい」という意見。また「トイレに行きやすい」というのも理由としてあげられました。
窓側がいいのか通路側がいいのかは、旅慣れた人であっても意見が分かれるところ。通路側にはトイレに立ったり、飲み物を取りに行ったりしやすいというメリットがあるものの、せっかくなら窓側で空の景色を満喫したいと考える人が多いという結果になりました。
40%以上が周りの人の影響でストレスを感じている!?
フライト中にストレスを感じるのはいったいどんな時でしょうか。こちらもアンケート調査したところ、最も多かったのは「周囲の人の物音や動き、におい(41.1%)」という回答。フライト中は狭い空間に閉じ込められることになり、隣の人との距離も近いため、ちょっとしたことでもストレスになりやすいようです。
以下、ランキングで続いたのは「2位:退屈(32.8%)」「3位:眠れない(30.3%)」「4位:足や身体の痛み(22.0%)」「5位:乾燥による身体の不調(17.9%)」という回答。周囲の人の物音や動きなどは対策が難しい部分もありますが、2位の「退屈」は、本やパソコンなどの暇つぶしグッズを持ち込むことで気を紛らわせることができそう。
また、長時間のフライトなだけに身体の痛みや不調などは特にストレスにつながりやすいようです。
フライトを快適に過ごす方法とは?
機内で快適に過ごすために、必ずすることを教えてください
では、こうした機内での時間を快適に過ごす方法とはどんなものなのでしょうか。アンケートで尋ねたところ、多かったのは「水分補給をする(48.7%)」「ストレッチをする(19.1%)」「保湿(目薬、スキンケア/13.8%)」などの回答。乾燥する機内では油断するとすぐにのどがからからになり、ひどいと軽い脱水症状のようなケースになることも。そうならないよう、みんな乾燥対策には特に力を入れているようです。
そのほか、少数派ながら「機内で寝られるよう、前日はあまり睡眠を取らない」「携帯用座布団を椅子に敷く」「リラックスできる靴下やスリッパを持ち込む」などの回答もありました。少しの時間だからと我慢せず、しっかりと準備をすることが機内を快適過ごす秘訣といえそう。「長時間のフライトがつらい……」と感じている人は、こうした回答を参考にしてみては?
機内で快適に過ごすために、必ず持ち込むものは?
同様に、機内を快適に過ごすために持ち込むアイテムについても調査してみました。大方の予想通り、1位に輝いたのは「携帯・スマートフォン・タブレット(40.7%)」という回答。また、2位には「本・雑誌(38.1%)」と、これも王道のグッズがあげられました。
特にスマートフォンなどは、音楽やゲームも楽しめて、事前にダウンロードしていけば動画まで見られるので、暇つぶしにはピッタリかもしれません。
また、3位に入ったのは「お菓子・飲み物(26.3%)」。映画でも見ながら好きなお菓子を食べていると、あっという間に時間も過ぎてしまいそう。
意外に少なかったのは4位の「快眠アイテム(15.3%)」と5位の「スリッパ(11.6%)」という回答。みんなリラックスよりは、時間をつぶせるアイテムを重視していることが明らかになりました。
快適なフライトのポイントとは?
フライト中に楽しみにしていること、教えてください!
退屈で、ストレスを感じるばかりがフライトではありません。楽しい海外旅行前のフライトの中で、みんなが楽しみにしていることも尋ねてみました。
やはり一番多かったのは「機内食(43.8%)」という回答。行き先や航空会社によって機内食の内容はさまざま。旅行先の国の食事を一足先に楽しめることもあれば、乗り継ぎ便ではトランジットする国の思いもよらない料理が出てくることも。2〜3種類用意される機内食のメインディッシュを何にするか、延々と迷った経験のある人も多いのではないでしょうか。
また、2位以下は「エンターテイメント(機内テレビ/40.3%)」「本や雑誌を読む(29.9%)」「睡眠(19.6%)」「同行者との会話(18.1%)」という回答が続きました。日常生活の中では、何時間も本や映画に没頭できる時間はなかなか取れないもの。こうした自分の時間をしっかり取れるのがフライトの楽しみのひとつと言えそうです。
機内で快適に過ごすために一番重要なことを教えて!
また、快適なフライトのポイントとして「機内で快適に過ごすために一番重要なこと」もアンケート調査してみました。
ダントツで多かったのは「座席の空間が比較的広い(55.6%)」という回答。やはり空間の狭さにはみんな辟易としているのですね……。長時間動けないというのは、やはりそれだけでストレスになりそう。前に座席がない席を選ぶなど、リラックスできる空間を確保できるかどうかは、やはりフライトの快適さに大きく関わると言えそうです。
また、ほかには「機内食がおいしい(16.5%)」「CA(キャビンアテンダント)の対応が良い (12.8%)」「エンターテイメント(機内テレビ)の内容が良い(8.8%)」というのも重要なポイントに。快適な空の旅のためには、座席だけではなく航空会社選びも重要になってくるのかもしれません。
機内ではメイクを落とす?落とさない?
女性にとって気になるのが機内のメイク問題。アンケート調査したところ上記のような結果になりました。
特に注目なのは、長時間フライトであっても「落とさない」人が43%もいるということ。乾燥やお肌への影響は気になるものの、人の目も気になるといったところでしょうか。また、フライト時間にあわせて落とすか落とさないかを決めるという人が多かったのも印象的でした。
長時間のフライトでは、自分が楽しめる工夫を
窓の外の雲を眺めたり、スマートフォンや雑誌を持ち込んだりと、みんな思い思いの工夫を凝らしていることが分かってきた今回のアンケート調査。最近ではエコノミーでも機内食に力を入れていたり、映画やゲームなど機内のエンターテイメントも充実していたりと、どの航空会社も機内の時間を楽しく過ごすための工夫を凝らしています。
まとまった自分の時間を楽しむもよし、ひたすら爆睡するもよし。みなさんも自分だけの方法で、フライトを楽しんでくださいね!
調査期間:2015年11月11日~11月16日/全国の491名の男女が対象
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初めまして。酒と旅行がメインのブログを書いているcongiro(コンヒーロ)と申します。 普段から日本各地を旅しては、地元の方々が飲んでいる日常系の日本酒を好んで買って楽しんでいます。 特に好きなのは、その土地の日常酒を、その土地の方たちがいる酒場で飲むことですね。「誰かの日常は、私の非日常」。それを念頭に、いつも楽しく旅をしています。...
お世話になっております。会社員兼業ライターの赤祖父と申します。6歳男子、2歳女子の2児の父親でもあります。 前回に引き続き、今回も「息子に興味のあることを聞いてプランを組み立てる、親子ふたり旅」へ行ってきましたので、その内容をご紹介します。旅の終わりには、こちらも前回と同じく、思い出を絵に描いてもらいました。未就学児と旅をする上でおすすめの“鉄道体験”についても触れています。 「雪が見たい」の一言で、行き先は青森に決めた...
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